同級2位スパイシー松下(34=セレス)との対戦で、7回に左フックからダウンを奪う。さらに連打で2度ダウンさせるとレフェリーストップ。7回1分23秒TKO勝ちした。
序盤は苦しんだ。松下の酔拳のようなパンチと動きに、頭から突っ込んでこられて、再三クリンチされながらパンチももらった。5回の公開採点では3−0も2人は1ポイント差に「びっくりした」という。「ビデオで見ていたが、思った以上にやりづらかった。頭にひじにラリアットも。イライラしちゃった」と苦笑した。
センコンドから「冷静に」と指示され、「焦らず組み立てようと思った」。徐々に得意というボディーでペースをつかみ、7回にダウンを奪うと畳み掛けて仕留めた。「なんとか倒せた。初めてベルトに触れてうれしい」と目を細めた。
栃木・作新学院では4冠に輝き、東農大に進んで五輪を目指していた。その夢はかなわず、1度引退して就職した。同期の内藤や拳四朗らの姿を見て、15年12月にプロデビューした。「通過点と思って満足せずにいきたい」と話した。
[匿名さん]
吉野修一郎「まさか入るとは」初回TKOで初防衛
[初回TKOで初防衛した吉野☔
<ボクシング:日本ライト級タイトルマッチ10回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール
同級王者吉野修一郎(26=三迫)が初回TKOで初防衛に成功した。初のタイトル戦の同級1位斉藤正樹(32=TEAM10COUNT)を迎え撃ち、30秒過ぎに放った右ストレートがさく裂でダウンを奪った。さらに攻勢をかけてふらつかせ、コーナーで連打を浴びせるとレフェリーストップ。相手陣営からも同時にタオルが入り、2分36秒TKOでデビュー7連勝を飾った。
斉藤は初のタイトル挑戦も32戦目のベテランだったが、あっという間に料理した。「初回は足を使って外していく」作戦だったが、「右がきれいに入っちゃったんで。まさか入るとは」と本人もびっくりだった。
吉野は作新学院時代に高校4冠で、東農大をへて15年にプロ入りし、昨年10月に6戦目で王座を獲得した。「ここは通過点の第1関門だが、まだ大きいことは言えない。キャリアを積んで、修正し、レベルを上げていきたい」。三迫会長も「舞い上がらず落ち着いていた。今年は防衛戦でキャリアを積ませていく。海外に練習もいかせたい」と焦らず育てるつもりだ。
試合前は「2月の月間賞とチャンピオンカーニバルのMVPをとりたい」と話していた。有力候補になり「ここでカーニバルを終わりにしてほしい」と笑みが広がった
[匿名さん]
2019年4月10日水曜日
あす日本ライト級戦 吉野修一郎が4連続KO防衛狙う
あす11日、後楽園ホールでゴングとなる「ダイヤモンドグローブ」の計量が10日、日本ボクシングコミッションで行われた。メインの日本ライト級タイトルマッチは、王者の吉野修一郎(三迫)が61.1キロ、挑戦者1位のアクセル住吉(関門JAPAN)がリミットの61.2キロで合格した。
無敗のの吉野(左)に“関門のトラフグ”が挑む
元トップアマの吉野はデビューから9連勝(7KO)中でこれが4度目の防衛戦。4連続KO防衛を狙う俊英は「一発に頼らず、細かくまとめていくことが必要。いかにアピールするか」と決意表明。この試合に勝利し、OPBFやWBOアジアパシフィック王座など、ステップアップを狙う。
一方、挑戦者の住吉(11勝3KO4敗3分)は昨年10月、挑戦者決定戦で柳達也(伴流)とドローながら規定により挑戦権を獲得。15年のOPBF王座戦に続くタイトルアタックを迎える。
[匿名さん]
吉野修一郎V4で世界ゴーサイン「違う景色見たい」
[2019年4月11日22時30分]
V4を飾ってインタビューを受ける吉野修一郎
V4を飾ってインタビューを受ける吉野修一郎
<プロボクシング:日本ライト級タイトルマッチ10回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール
同級王者吉野修一郎(27=三迫)が6連続KOでV4に成功した。同級1位アクセル住吉(33=関門JAPAN)と対戦。
左ジャブで初回からペースをつかんで6回から攻勢を強めた。7回にも連打でダウンを奪うと即座にレフェリーストップ。7回2分12秒TKO勝ちを収めた。
指名挑戦者だけに粘り強くタフだった。前半リードしながらも詰め切れなかったが「じっくりいき、中盤から後半に倒せればと思っていた。最後に倒せたので満足している。一発でなくコンビネーションで、最後はいい逆ワンツーが当たった」と笑みが広がった。
三迫会長は「長いラウンドやり、最後はとどめを刺した。この成果は大きい」とほめあげた。椎野トレーナーも「一番いい勝ち方」と合格点を与えた。
17年10月に王座を獲得し、これで2度のチャンピオンカーニバルをきっちり駆け抜けた。「そろそろ違うステージ、違う景色を見たい。アジアの方にいきたい」。吉野はステップアップして世界ランク入りへ意欲。三迫会長も「1戦1戦成長している」とゴーサインだ。現在V11の東洋太平洋同級王者中谷正義(井岡)との2冠戦を熱望。さらに年内早々に米国修行させるプランだ。
[匿名さん]
4月の月間MVPは吉野修一郎 敢闘賞は齊藤裕太
東日本ボクシング協会月間賞選考委員会は23日、4月の月間三賞を発表した。最優秀選手賞には日本ライト級チャンピオンの吉野修一郎(三迫)が選ばれた。吉野は昨年2月以来の月間MVP受賞となった。
吉野修一郎
吉野は11日の日本タイトルマッチで指名挑戦者のアクセル住吉(関門JAPAN)を寄せ付けずに7回TKO勝ち。4度目の防衛を成功させるとともに、デビューからの連勝記録を10(8KO)に伸ばした。
齊藤裕太
敢闘賞に選ばれたのは日本バンタム級王者の齊藤裕太(花形)。齊藤は18日、自身が病気で戦線離脱している間に暫定王者となった木村隼人(ワタナベ)と王座統一戦を行い、5回TKO勝ちで初防衛を成功させた。
新鋭賞に輝いた中川(右)
新鋭賞には中川兼玄(三迫)が選ばれた。中川は8日、元日本S・フェザー級王者で日本同級9位の岡田誠一(大橋)に8回判定勝ち。元王者のランカーに勝利した試合が評価された。表彰式は6月13日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」で行われる。
[匿名さん]