7月23日から25日でデュッセルドルフ・マスターズ第8戦が行われ、スウェーデンの22歳、アントン・ケルベリ(最新世界ランキング57位)が初優勝に輝いた。
デュッセルドルフ・マスターズとは、ドイツ卓球連盟の支援のもと、ブンデスリーガの強豪チームであるボルシア・デュッセルドルフが主催しているシングルスの大会だ。
第1戦はティモ・ボル(ドイツ)、第2戦、第3戦はドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)、第4戦はバスティアン・シュテガー(ドイツ)、第5戦(女子の部)はハン・イン(ドイツ)、第6戦はベネディクト・デューダ(ドイツ)、第7戦は邱党(キュウダン・ドイツ)が優勝に輝いていた。
ドイツ選手以外で初優勝前回大会で決勝に進出し、邱党(キュウダン・ドイツ)に敗れていたケルベリ。
今大会は決勝でベネディクト・デューダ(ドイツ)をフルゲームで下し、ドイツ選手以外で初のデュッセルドルフ・マスターズ優勝に輝いた。
「試合後ケルベリは「たくさん良いプレーができたし、自分のパフォーマンスにはとても満足している」とコメントを残した。
総合ポイント2位にケルベリが浮上デュッセルドルフ・マスターズは、最大16名の参加選手によるトーナメント方式で毎週争われ、成績上位8選手による決勝トーナメントで締めくくられる。
上位5選手は、8月末に行われる成績上位8選手による決勝トーナメントへの進出が自動的に決まり、残りの3選手はワイルドカードで争われる。
現在、男子の7試合を終え、総合ランキングは邱党(キュウダン・ドイツ)が170ポイントで首位に立っている。
2位は110ポイントでドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)、ベネディクト・デューダ(ドイツ)、アントン・ケルベリ(スウェーデン)、オマー・アサール(エジプト)の4選手が並んでいる。
残るはあと2戦。
どの選手が上位に食い込むのか。
最後まで目が離せない。
【日時】2020年07月26日(日)
【提供】Rallys