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三重県遊技業協同組合（三遊協）は９日、三重県津市のグリーンパーク津において経営者・ホール責任者研修会を開催した。

権田清理事長は冒頭の挨拶で、去る１月２０日開催の全日遊連理事会での行政講話で社会貢献について高い評価を受けたと報告。そのうえで、災害時におけるホールの防災拠点化や防災備蓄などの方向性に地域の期待があるとし、「今後は組合本部が中心となって、三重県、地元自治体、県警とも協議を行いながら、災害にホールがどのような役割を果たして地域に貢献できるのかを検討しながら計画的な対策を推進していきたい」と述べた。

研修会では、三重県警察本部生活安全部生活安全企画課から松田新吾許可等室長と坂﨑博課長補佐が出席。第一部では坂崎課長補佐が「ぱちんこ営業の適正化等について」を演題に講話を行い、「スマスロ・スマパチ導入の趣旨と依存対策問題について」「今後の広告宣伝規制の在り方」「新台入れ替え時の留意事項」など健全営業への取り組みを要請した。

第二部では、特定非営利活動法人日本ソフトインフラ研究センター防災備蓄プロジェクト統括本部長の桑原美佳氏による講演「災害時におけるぱちんこホールの役割について」を聴講し、今後の組合・ホールにおける防災拠点化や防災備蓄の重要性、具体的な取組みなどについて意識を深めた。