気象庁のまとめによると、2017年一年間に国内で発生した震度1以上の地震は2025回にのぼった。
このうち、震度5以上の地震は計8回だった。
前年の2016年は、熊本地震の影響で、一年間に発生した体に感じる地震の回数は6500回を超え、東日本大震災があった2011年の1万680回に次いで過去10年間で2番目に多くなった。
昨年一年間に発生した震度1以上の地震回数は、前年の3割にとどまって2025回。
このうち、最大震度が大きかったのは、9月8日に秋田県内陸南部で発生した震度5強。
この地震を含めて、昨年は震度5強が4回、震度5弱が4回、震度4は32回観測された。
一方、地震の規模を示すマグニチュード(M)で見ると、最大は5月9日に宮古島近海を震源としたM6.4、次いで10月6日に福島県沖で発生したM6.3、9月21日に三陸沖で発生したM6.3。
国内で地震というと、日本海溝や南海トラフなど太平洋側のケースに注目が集まるが、7月13日には、北朝鮮沖の日本海西部を震源とするM6.3の地震が起きている。
震源の深さは603キロと深く、この影響で、北海道の浦河町や白糠町、福島県いわき市、埼玉県宮代町で震度1の揺れを観測した。
【日時】2018年01月04日(木) 10:55
【提供】ハザードラボ