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「ミスマガジン2018」でグランプリを受賞し、現在、さまざまグラビア誌・漫画誌でも活躍中の沢口愛華が、2月24日にフォトブック「Tokyo trip」「GRAVURE A to Z」(講談社)を発売。都内でお渡し会イベントを開催し、囲み取材に応じた。

2021年には最も表紙を飾った女性に贈られる「カバーガール大賞」大賞を受賞、女優業にも挑戦する沢口愛華。今回発売される2冊は、2021年9月から約1年間、ヤンマガwebで連載された「週刊 沢口愛華」の未公開カットや、新たに撮り下ろしたカットも収録。1冊は高校卒業後に上京したばかりの沢口愛華が、まだ知らない東京のことを知ろうと、名所、新名所、面白スポットを巡る「Tokyo trip」。沢口愛華と共にデートを楽しめるような内容になっており、東京都の離島である三宅島でも撮り下ろし撮影を敢行した。そしてもう1冊は、「A」～「Z」ではじまる言葉をテーマにグラビアに挑戦した「GRAVURE A to Z」。コスプレ要素の強いものから、自然の中で撮影したワイルドなもの、ファッショナブルなテーマに挑んだ個性的なものまで多岐にわたっている。

書籍化決定に沢口は「めちゃくちゃうれしかったです！ 2冊写真集を出してますけど、どちらも写真集のために撮っているもので、気合の入り方もまた違っていて。今回は1年間連載してきたもので、素の表情であったり、スタッフの皆さんと試行錯誤してきたりしたものが1つ…2冊になると聞いてすごくうれしかったですし、また振り返って見るのは楽しかったです。作っていただけてよかったです」と、重量感もある2冊をアピールした。

それぞれの作品について「『GRAVURE A to Z』は、名前の通り、AからZの単語をグラビアで表現しました。そして『Tokyo trip』は、私が上京してきて、まだまだ東京のことを知らない私が、東京の名所を巡って知っていくというコンセプトで撮っていただきました。豊洲・浅草・葛西臨海公園…さまざまな場所に行きました。柴又とか…寅さんにも会いました(笑)」と具体的に解説。

続けてお気に入りのカットについて「“FILM”というコンセプトで撮った写真なんですけど、選んだ理由は、いい笑顔をしているかもしれないなと思ったので選びました(笑)。よく見ると、アイメイクがいつものグラビアだと薄いんですけど、このアイメイクがかわいいのでお気に入りです。もう一つが、浴衣を着て…グラビアで浴衣を着ることはあるんですけど、『GRAVURE A to Z』ではやったことがなかったので、すごく楽しんでできましたし、この時は19歳だったんですけど、19歳ならではの大人の階段を上っていっている私が表現されていると思います」と2点を提示。

さらに「『いただきます』と手を合わせているシーンなんですけど、これは『(ヤンマガWebの企画)さわ散歩』で行ったところなんです。『さわ散歩』をいろいろやっていく中で、どんどん食べる企画が増えていって(笑)、これは福生で撮ったもので、私が大好きな中華料理を頬張ることができて、とても幸せそうな顔をしている私が出ていてよかったなと思って、こちらを選ばせていただきました。ごはんはおいしいですからね(笑)」と、それぞれ全く違ったテイストの3点を、この場で披露していた。