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　ジャニーズWESTの濱田崇裕が、4月10日スタートのフジテレビ系月9ドラマ『風間公親－教場0－』にレギュラー出演することが決定。ジャニーズの先輩である主演の木村拓哉と初共演を果たすことになった。

　同作は、2020年、2021年に警察学校を舞台にしたスペシャルドラマとして放送された『教場』シリーズの“エピソードゼロ”を描く連続ドラマ。木村演じる主人公の風間公親が警察学校の教官になる前、刑事指導官として新人刑事の教育に当たっていた時期を舞台にしており、風間が担当する新人刑事役として、新垣結衣、北村匠海、染谷将太、白石麻衣、赤楚衛二の5人の出演が発表されている。

　今月11日にレギュラー出演者の追加発表があり、スペシャルドラマからの続投となる小林薫、小日向文世に加え、濱田、堀田真由、結木滉星の出演が決まった。濱田が演じる谷本と結木が演じる尾山は、風間と同じ神奈川県警本部捜査一課で働く刑事で、「風間の恐ろしさをよく知る2人」という設定となっている。

　濱田は「出演のお話をいただいた時は、ドッキリかなと思って『またまた（笑）』って思いながら聞いていたんですけど、詳しく話を聞いて台本をもらった時、『え、ほんまに？』って聞いたのを覚えています」とコメントし、今まで話したこともなかったという木村にあいさつした時に緊張したと明かしている。

 「実は、あいさつに行った時とみられている『匂わせ』の疑惑があり、5日に木村が自身のInstagramのストーリーズで『昨日の現場で、 ジャニーズWESTの濱田君から貰った、 メンバーサイン入りのアルバム。あんがとぉ～』と記し、ジャニーズWESTのサイン入りCDを手にした自撮り写真をアップしていたんです。この時から『濱ちゃん出演の匂わせでは？』『濱ちゃん、教場に出演確定？』などと一部で騒がれていたのですが、その推測どおりだったようですね。今回のドラマは木村の主演ということはもちろん、新人刑事役の5人のキャストが豪華で、一部報道では『無期限で活動を休止していた坂口憲二が今作で復帰する』と報じられ、さまざまな意味で注目度が高い。濱田にとって、春ドラマ最大の話題作に出演できるのは大きなプラスになりそうです」（ジャニーズに詳しい芸能記者）

　今回の発表を受けて、Twitter上では「濵ちゃん教場おめでと～！」「大好きな濵ちゃんが大好きな拓哉さんとドラマに出るとか最高」「WEST担にとって4月から楽しみが多すぎて困る！」などと歓喜の声が相次ぎ、トレンドワードに「#濱ちゃん」が入るなど話題を呼んだ。

　ジャニーズWESTでは、芳根京子が主演する日本テレビ系連続ドラマ『それってパクリじゃないですか？』（4月12日スタート）に重岡大毅が主人公のパートナー役で出演、桐山照史が主演するテレビ東京系連続ドラマ『ゲキカラドウ2』も4月6日から始まる。ドラマだけでなく、『DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった』（TBS系）や『あなたの代わりに見てきます！リア突WEST』（テレビ朝日系）などバラエティ番組での露出も多く、メンバーたちは関西ローカルでもレギュラーを持っている。

　さらに、今月1日にリリースした通算9枚目のアルバム『POWER』は自己最高となる初週24.9万枚を売り上げ、3月7日発表の「オリコン週間アルバムランキング」で1位を獲得。18日からは、宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演を皮切りに全国ツアー『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER』が開幕する。デビュー9年目にして、今までで最も波に乗った状態となっている。

 「関西の先輩である関ジャニ∞と勢いのある後輩のなにわ男子にはさまれて苦しい時期もありましたが、メンバーたちがドラマやバラエティで着実に結果を残し、ファンの支持と業界内の評価を地道に高めてきたことが実を結んだのでしょう。また、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長は“関西推し”といわれており、事務所からの扱いがよくなってきた部分も影響しているのかもしれません」（前出）

　記念すべき2024年のデビュー10周年に向けて、ジャニーズWESTの勢いはさらに増していきそうだ。