女芸人の椿鬼奴(42)が8歳年下の後輩芸人・グランジの佐藤大(34)と交際していることがわかった。
互いの酒好きが高じて、何度も食事に行くうちに意気投合した2人は、現在都内の鬼奴宅で同棲中。
芸人仲間の家を転々としていた佐藤を見かねて、鬼奴から声をかけて10月下旬から一緒に暮らすようになったという。
一部メディアは、公になったことで一気にゴールインの可能性もあるのではとも報じている。
アラフォーの女芸人といえば、オアシズの大久保佳代子(43)や友近(41)など、トークも芸も達者な名前が挙がる。
しかし、その中にあって鬼奴は、コントに漫談にモノマネにと幅広い芸域を持つ友近のような器用さを持ち合わせない。
彼女の鉄板の持ちネタと聞けば、アメリカのロックバンド・ボン・ジョヴィのカラオケといった歌ネタだけしか思い浮かばない人も多いだろう。
しかしそれでも彼女は現在レギュラー番組を5本以上持つ売れっ子であり、女芸人界で確固たる地位を築いている。
その人気の秘密はいったいどこにあるのだろう。
「バラエティで重宝されるのは面白いタレントばかりではありません。どんなに芸達者でも人に好かれなければテレビで活躍するのは難しいです。その点、鬼奴さんの常に全力で取り組む姿と少し天然ボケの入ったキャクターは、子どもから大人まで幅広いファン層がいます。顕著なのは同性からの支持ですね。特殊なメイクを施し、バンド活動をしていることから、見た目にはとっつきにくい印象ですが、バラエティで披露される素顔は涙もろく、独身アラフォーの哀愁もあり、同世代の女性から共感を得ています。今回の交際報道でも、ネット上には『なんだか微笑ましい』『奴さんに春が来た!』といった声が多く、人気の高さを証明しました。彼女の最大の魅力は"愛されキャラ"ということです」(芸能ライター)
誰からの好かれるタイプの鬼奴ということだが、今回の交際報道について周りにいる女芸人たちはどんな思いを抱いているのだろう。
「とにかく今の女芸人たちは仲がいい。事務所の違いなども関係なくプラベートの交流も深い。特に鬼奴やオアシズの2人、森三中やハリセンボンなど、売れっ子たちは上下関係もなく仲間意識が強いと評判。中でも鬼奴はみんなから好かれるタイプとして知られている。女同士にはつきものの嫉妬なども考えられるが、相手が後輩芸人ということもあって、祝福ムードでしょう。交際報道を受けて、森三中の黒沢かずこが生放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の中で、『鬼奴〜!』と悲鳴を上げていたが、これは芸人ならではのリアクション。そもそも知っていただろうし本心は喜んでいるはず」(お笑い関係者)
そんな鬼奴と交際をしているグランジの佐藤。
今回の報道で初めてその名を知った人も多いだろうが、同関係者によると若手実力派芸人として一部ではよく知られている存在だという。
「吉本NSCの出身で鬼奴の直接の後輩であるグランジは、佐藤大、五明拓弥、遠山大輔による若手トリオ。コントもできれば、考えぬかれたセリフ回しの三人漫才などが特徴。強いて言えば、『キングオブコント』の優勝者で、強烈なキャラコントが持ち味のロバートと、絶妙な間と構成で笑いを生む東京03を掛けあわせたような感じ。単独ライブのチケットは毎回のように完売し、昨年発売された1stDVDは1万枚以上の売り上げを記録するなど、若手ではトップクラスの人気と実力を持つ。佐藤自身も、2005年に『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』で"富士そば恵比寿西口店の店員"というネタを披露して優勝し、非凡なところを見せた。ブレイクはまだだが、きっかけを掴めばテレビでも活躍するのでは」(前出)
今回の交際報道でグランジにはこれまで以上に注目が集まるに違いない。
予想される露出に関してトリオでどう対応するかはわからないが、芸人としてこのチャンスを無駄にすることはないだろう。
今ごろは鬼奴との共演に備えて、それぞれがどんなリアクションをするのか考えているかもしれない。
また、ここ最近の芸人同士のカップルには、友近となだぎ武、アジアンの馬場園梓とWエンジンのチャンカワイ、ものまね芸人同士で交際したキンタロー。と河口こうへいなどがいるが、いずれも破局している。
誰からも慕われる鬼奴が、この流れを断ち切ってくれるといいのだが...。
【日時】2014年11月11日(火) 10:00
【提供】メンズサイゾー