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中国メディアの澎湃新聞によると、第80回ベネチア国際映画祭で2日、台湾出身のアン・リー（李安）監督とベネチア・ビエンナーレのロベルト・チクット会長が、香港出身の俳優トニー・レオン（61）に、映画芸術に特別な貢献をした映画人に贈られる「栄誉金獅子賞」を手渡した。

2007年の映画「ラスト、コーション」でタッグを組んだアン・リー監督がゲストとしてステージでスピーチをすると、トニー・レオンは涙をこぼした。

トニー・レオンは、台湾のホウ・シャオシェン（侯孝賢）監督の「悲情城市」（1989年）、ベトナム系フランス人トラン・アン・ユン監督の映画「シクロ」（1995年）、「ラスト、コーション」の主演3作品で、ベネチア国際映画祭の最高賞である「金獅子賞」を受賞している。

中国語映画関係者で栄誉金獅子賞を受賞するのは、2010年のジョン・ウー（呉宇森）監督と20年のアン・ホイ（許鞍華）監督に続いて3人目。（翻訳・編集/柳川）

開催中の第80回ヴェネツィア国際映画祭(Mostra Internazionale d'Arte Cinematografica)で、トニー・レオンに生涯功労賞が贈られ、感激の涙を拭うレオンに会場から大きな拍手が送られたようだ。 pic.twitter.com/nkXvIOL83S (Deadline)

— cinepre (@cinepre) September 2, 2023

ヴェネツィア国際映画祭2023#梁朝偉（トニー・レオン）さん
生涯功労賞授与シーン 後編

香港映画界への謝辞で締めるところが堪らんっ！???????????? pic.twitter.com/m6tXifj6Xj

— Albino (@yot_Albino) September 2, 2023