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韓国・ソウル市内のタクシー初乗り運賃が早ければ来年2月にも、現在の3000ウォン（約300円）から3800ウォン（約380円）に値上げする。

5年半ぶりの値上げだ。

ソウル市は26日午前、物価対策審議委員会を開き、タクシー料金の引上げ案を原案のまま通過させた。

これにより、早くて来年2月中旬ごろ、値上げした料金が適用される。

引上げ案によると、基本料金は3800ウォンで800ウォン上昇する。

料金が追加される時間は既存の35秒から31秒に、距離は既存の142メートルから132メートルに変更となる。

深夜の初乗り料金も現在の3600ウォンから4600ウォンに1000ウォン上がる。

代わりに深夜の基本料金は2キロメートル、割り増し適用時間は午前0時から4時で現行と同じだ。

ソウル市は今回の値上げに向け、昨年11月、タクシー労使、市民団体、専門家と協議体を設けて議論を進め、今年10月に料金引上げ案を導き出した。

そして、対市民公聴会、市議会意見聴取、タクシー政策委員会と今回の物価対策審議委員会などを経て最終案が確定した。