共同通信 / 2022年4月13日 21時28分
厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は13日、会合を開き、感染状況や見通しを分析した。直近1週間の全国の新規感染者数は前週と比べて1.06倍で、3週連続で前の週を上回った。地域別に見ると34都道府県で増加。都市部では比較的緩やかだが、岩手や新潟など9県では過去最多になるなど地方での拡大が目立つ。
またワクチンの3回目接種を受けた人は、感染や重症化、死亡のリスクが低いとのデータも示された。
後藤茂之厚労相は会合で「(オミクロン株の派生型)BA・2系統への置き換わりも含めて感染状況を引き続き注視する必要がある」と述べた。