>>110
当時、キリスト教で天国へ行けるのは王侯貴族と一部のお金持ちだけでした。
それがキリスト教のすべてだった時代があるんです。
今はそうではないキリスト教系勢力も多数ありますけどね。
ついでに、あなたこそ何か勘違いしていませんか?
戦前日本の国家神道というのは、上層部が国民を扇動するためにデッチ上げたものであって、日本中の神社に宗旨替えを要求してはいないんですよ。
そもそも、日本が神道という多神教で宗教が統一されているというのは誤解です。
日本の仏教一つでも、地方によって冠婚葬祭の儀式や作法に大きな違いがあるんですよ。
これは日本には元々無数の宗教が存在したからであって、天照大神やニギギ、神武天皇が悪魔崇拝だからって、全部いっしょくたにしていいものではないんです。
それこそあなたが例に出したイスラム教と同じですよ。
一部の過激派がテロを起こすからと言って、イスラム教全体を邪教と断じるのは間違っているんです。
ちなみに、外から見て悪魔崇拝と取られかねないものも多数存在しているのは知っています。
祟り神信仰なんてその典型例ですよね。
そして、行基のように異教の僧侶が神として祀られるということも多々あります。
私がキリスト教を問題視しているのは、異教を認めない排他的な考え方ですよ。
それを理由に暴力を振う正当化がなされてきました。
それを行ったのは一部のキリスト教徒であって、全体ではないということも知っています。
しかし、多くのキリスト教徒がそれを理由とした人種差別に今も加担しているのも事実です。
そんな歴史を無視して日本神道を一方的に悪魔崇拝としてしまうのは、私はフェアではないと思うんですね。