ゴーマニズム宣言』で著名な漫画家の小林氏の元にも、山口記者からの訴状が届いた。詩織さんのケースと同様、名誉毀損とプライバシー侵害である。
「年が明けてから、山口氏に訴えられたことに、わし自身驚きました。山口氏が逮捕されなかったのはあまりにひどいんじゃないかと思って、『SAPIO』に作品を掲載したのです。わしは今でも、伊藤さんを信じています」
伊藤詩織さん
とは、小林氏ご当人だ。
山口反訴状において詩織さんは、〈「日本における性暴力被害の課題」を訴え続ける社会活動を「ビジネス化」し、それが、詩織さんの「生業」となった〉と指弾されている。これについては、
「いったい、山口氏はどういうつもりで伊藤さんを反訴したのだろうか。ちょっと、常識に反していると思わざるをえない。反訴において、あたかも、経済目的から伊藤さんがレイプ(準強姦)の被害を公にしたかのように説明しているみたいだが、経済目的にしてはリスクが大きすぎますよ。被害を公表することは、本当に大変なことだし、現に伊藤さんはバッシングを受けていて、セカンドレイプのようなことだって起こっているわけです。そういうリスクを背負って、伊藤さんは活動しているわけで、これは金儲けではやれませんよ」
「年が明けてから、山口氏に訴えられたことに、わし自身驚きました。山口氏が逮捕されなかったのはあまりにひどいんじゃないかと思って、『SAPIO』に作品を掲載したのです。わしは今でも、伊藤さんを信じています」
伊藤詩織さん
とは、小林氏ご当人だ。
山口反訴状において詩織さんは、〈「日本における性暴力被害の課題」を訴え続ける社会活動を「ビジネス化」し、それが、詩織さんの「生業」となった〉と指弾されている。これについては、
「いったい、山口氏はどういうつもりで伊藤さんを反訴したのだろうか。ちょっと、常識に反していると思わざるをえない。反訴において、あたかも、経済目的から伊藤さんがレイプ(準強姦)の被害を公にしたかのように説明しているみたいだが、経済目的にしてはリスクが大きすぎますよ。被害を公表することは、本当に大変なことだし、現に伊藤さんはバッシングを受けていて、セカンドレイプのようなことだって起こっているわけです。そういうリスクを背負って、伊藤さんは活動しているわけで、これは金儲けではやれませんよ」