>>760
四人でI県に旅行に行ったときの話です
四人一緒に大きめの和室に通されたのですが
部屋を見てみると
浴衣と湯飲みが五つずつ用意されていました
まあそのときは
旅館の人が数を間違えたんだな
くらいにしか思ってなくて
友だちと「遭難して部屋の四隅を回る怪談あったよね。
一人増えてたり…」とふざけてました
観光した疲れもあって、
十時くらいにはもう全員寝たんですが
寝たのがいつもより早いせいか夜中に目が覚めて
私一人でそっとトイレに行きました
帰ってきて布団に入ろうとしたら、
もう中に誰か入ってるんですよね
最初「ふざけて誰か布団に入ってきたな」
と思って両隣を見たら、
どっちにも寝てるんですよ で 「あれっ?」
と思って部屋の一番隅の布団に目をこらしたら
そこにも寝てる
みんな私に背を向けて寝てて
後ろ姿の髪の毛しか見えません
ぞーっとなって
布団めくりかけたまま動けなくなりました
自分の布団に寝てるのが今にも寝返りうちそうで
かといって動いたらこっちを向きそうで
怖くてそのままずっとじっとしてました
そしたら突然 「うーっ」って声が後ろから聞こえて
びくっとなって振り返ったら友だちが寝言言いながら
寝返りうってるところでした
それで慌てて自分の布団の方に向き直ったら
何もいなくなってて
すぐに立って電気つけたら
やっぱり四人しかいませんでした
でもその日はもう眠れませんでした
冒頭の怪談話でも
本気で嫌がるような恐がりの子が多かったので、
翌日は何も言わずに発ちました
一人より大人数で泊まる方が安心だと思ってましたが、
そうでもないですね
オマエセイビョウニナルオシッコスルトキゲキツウハシル
ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ
◉◉◉◉◉(◉◞౪◟◉)◉&
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