🍂 秦野市雑談

なぜ人は自分を立派に見せようとしたり、かしこぶるのでしょうか
人は誰も少なからず人からよく思われたい、優秀だと思われたいという気持ちがあると思います
そういう気持ちが一切ないという方がいればそれは嘘か、名誉を諦めて敢えて反逆的な態度をしているのだと思います
よって人は皆必ず、実像より賢くみせようと腐心するか、わざと「わし、あほでんねん」と振舞うかのどちらかに分かれます
自分を実像より上げるのも自分を実像より下げるのも、意識的にせよ無意識にせよいずれも自らを良く見せる効果を狙ってやってるはずです
例えばいい年した人が、聞いてもいないのに「私の弟は東大出で～」「兄は○○企業の○○（役職）で」と言ったりしますが、それをいうことで周のその人を見る目が変わるどころか逆に本人とのギャップを比較してしまうので確実に言わないほうがマシなのに、、と思います
それなりに社会的地位もある人でも、わざわざお金持ちであることを仄めかしたり、自分の凄さを伝えたりしますが、何も言わなくても分かるので過剰に感じますし、確実に言わないほうがスマートです美人は見るだけで美人と分かるので「ミス○○です」等と言わず控えめが一番美しいですよね
なぜ人は言わなくても分かることをわざわざ自慢して言ってしまうのでしょうか
自分の価値が正確に伝わってない（過小評価されている）と思って心配になるのでしょうか
いわゆる「普通の人」だけでなく、私の履歴書や著名人の自伝を読んでいても自画自賛か、わざと自らを過小評価して「運が良くてここまで来た」的なことを言うかのどちらかに分かれます
確実に前者が多いです
お年を召された人は特に
そのレベルの地位の方でも「自分はこんなに優秀で」「こんな金持ちで」というのを見ると、言わなくても十分立派なのにそれでもなおもっと伝えたくなるのだろうかと思います
現役を退いて一介の老人に過ぎないのにプライドだけは役職時のままであからさまに上から目線の人もいます