この事件は警察の怠慢な捜査も発覚した事件でもある。被害者とその家族は、幾度となく、管轄の埼玉県警上尾警察署(以下上尾署)に相談し告訴状を提出していた。しかし上尾署側は捜査をせずにこれを放置し、被害者の家族に告訴の取り下げを要求した。上尾署の不正は写真週刊誌・FOCUSが明らかにした。また、告訴状を改竄していたことは内部調査で明らかになった。最後に埼玉県警が不正捜査を認めて謝罪することとなったが、遺族が埼玉県警を相手に国家賠償請求訴訟を起こすことになった。
改竄に関わった署員は懲戒免職になり、のちに有罪判決を受けた。
改竄に関わった署員は懲戒免職になり、のちに有罪判決を受けた。