🕊️ 埼玉雑談総合

日本の国会は閉会中だが，閉会中審査なるものを，民進党の要求で実施しいる。この目前に迫った危機の為ではない。海外派遣部隊の「日誌」をめぐる論争のためです。北朝鮮問題の対処を話し合うには絶好の機会と思うのだが，民進党はその点には1ミリも触れません。おかしくないでしょうか。遥かアフリカの地で，それも過去に小規模な戦闘があったか，なかったのか，何もない時ならそれだけ延々と論議して頂いて構わないが，現状の危機を考えると，そんなことは後回しにして，まずは北朝鮮の対処だと思うのは私だけでしょうか。もし，今，北朝鮮が日本に向け核ロケットを発射したら？恐らく，防ぎようがありません。スタンダードSM-3はミッドコースの迎撃ですが，今の日本では，どこが目標か判然としないミッドコースの段階では，政治的に撃墜できません。仮に撃墜したら「どこを標的にしたか分からないのに過剰防衛だ」と民進党は騒ぐでしょう。迎撃できるのは，ターミナル（突入）コース段階ですが，パトリオット(PAC-3)は20キロの迎撃半径しかなく，ロケットの速度を考えると，迎撃チャンスは数秒程度です　ミサイル防衛は良く「拳銃で拳銃弾を打ち落とすようなもの（要は不可能に近い）」と言われます。時速25000キロ〜7200キロで飛んでくる直径1メートル程度の物体に，時速3000キロで直径20センチの物体をぶつけるのが，どれほど困難か，想像してみて下さい。敵基地攻撃が一番確実なミサイル防衛と言われるのはそのためです。それだけ，今の日本は明確な，いまそこにある危機に晒されているのに，民進党は「日誌，日誌」と騒ぎ，マスコミは倒閣運動に邁進しています。結局のところ，民進党もマスコミも，国民の安全など，どうでもいい事なのでしょう。　ある偉人のポエムより抜粋