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米津は浜岳よりもいい店員になれるのか? part2
また橋龍に呼びとめられた。「ちょっといいかな?」後ろには上野から急遽、N国も来てくれていた。
オレはわかった。これは出禁の話じゃない。この間の話の続きをしたいんだと。
そう、橋龍に熱い言葉をもらっていたんだ。
「オレたちと いっしょにやらないか?」と。
オレは橋龍にいくつか質問を投げ掛けた。
「店員になったら客として休みの日に来れるの?」
橋龍はくわしく答えてくれた。「店員になったら店員でいる間は客としては来れない。これはルールなんだ」
「店員を辞めたらまた客として来てもいいの?」
橋龍は笑いながら答えてくれた。
「一応ルールでは店員を辞めても来ないでくれということになってる。ただ辞めた後は君自身が判断することだよ」
そうか。店員でいる間は客としては来れない。辞めたらルールでは来ないでくれと言われるけど、オレ自身が自分で判断すればいいんだな。
橋龍からまた熱い言葉が続いた。「君は店員以上にキラリが好きなのは見ていてわかる。考えてもらえるかな?」
オレはもう1つだけ橋龍に質問をした。
「店舗は希望を聞いてもらえるの?」
橋龍は「だいたいは新宿の店舗で数か月いっしょにやってもらって、その後で人員状況を見ながら決めるよ」
「オレは一番街をメインにやって女の子の数を増やしたい。オレなら浜岳以上にできると思ってます」
米津が黒いTシャツを脱いでYシャツに着替える日が来るのか? オレはなるべく早く返事するつもりだ。
(米津、黒いTシャツからYシャツへ。このストーリーはフィクションです。)