「火花」の共同脚本家・映画監督の豊田利晃 拳銃所持容疑で逮捕
静岡県警三島署や薬物銃器対策課、厚生労働省東海北陸厚生局麻薬取締部は18日、拳銃1丁を所持していたとして、映画監督の豊田利晃(としあき)容疑者(50)=東京都狛江市中和泉3=を銃刀法違反(所持)容疑で逮捕した。
県警は豊田容疑者の認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は同日、自宅で回転式拳銃1丁を所持したとしている。
県警によると、自宅を調べたところ、拳銃が見つかったため、現行犯逮捕した。
豊田容疑者は1人暮らしだったといい、拳銃を所持していた目的や入手の経緯を追及する。
豊田容疑者は大阪市出身。
将棋棋士を目指して9歳でプロの棋士を育てる奨励会に入ったが、17歳で退会。
その後、映画界に入り、初監督作品の「ポルノスター」(1998年)が日本映画監督協会新人賞を受賞した。
代表作に小泉今日子さん主演の「空中庭園」(2005年)、将棋棋士の瀬川晶司六段の自伝を映画化した「泣き虫しょったんの奇跡」(18年)などがある。