📖 創作･携帯小説

　
　藍はまだあたしが近くにいることにに気がついていない。
　だけど、いつもウザイって思うほど
　テンションの高い藍が…
　今日は、やつれてるようだった。
　やっぱ、昨日のことでだよね……
　
　あたしは、少しずつ藍に近づいていった。
　そして勇気を出して言った。

　「あ…あの…藍？
　　おはよ…」
　思うように声が出ない。
　あたしの声ってこんなに小さかったっけ？？
　藍があたしのほうを見る。
　だけど目は合わせない。
　
　「…はよ」
　藍はあたしよりも小さい、
　消え入りそうな声でそう言って、
　その場を走って立ち去った。

　もう…わかんないよ……
　藍は、どうしてあんなにあたしのことを避けるの？？

　はぁ…もうムリーっ！！
　ボロボロじゃん（汗
　ルゥ…次よろしく（苦笑

教室に入ると、大和と目が合う。
瞬時に真っ赤。

「あっれぇ？春菜ぁ、顔赤いよ〜？」
「う、うっさい！何でもないってば！！」

照れ隠しのように席へついた。


何か・・・
藍に顔赤くしてるところ、見られたくない。


【ガララッ】

「おーい席につけ。出席とるぞ〜」

先生が入ってきた。
みんなワーワー言いながら席へつく。

「えー・・・じゃあ具合悪い奴はいるかー？」
「はい・・・」

あたしは手を挙げた。

「お、何だ？」
「腹痛です・・・」
「ほー。で、お前は？」

先生は藍の方へ目を向けた。
え・・・？

「えと、あたしは頭痛です・・・」
「ほーかほーか。じゃあ具合悪くなったら保健室直行なー」
「はい・・・」
「分かりました・・・」

藍、頭痛か・・・
大丈夫かな。

「じゃあ次は体育な。着替えて外へ出ろー」
『はーいっ！！』

みんなが返事をするなか、あたしと藍だけはしなかった。



—外—

「よーし来た奴から順番にマラソン5周！頑張れよ〜」
「えー！」
「めんど〜」
うん、確かにめんどい。

でも走らないと・・・

《ズキン！！》

「うっ・・・」


腹に急激な痛みが。
猛烈だね、こりゃあ。

「先生、お腹痛くなったので見学しても・・・」

と言いかけた時、藍の顔が見えた。
目先には大和。

藍の顔はほんのり赤い。

え・・・
まさか——

「おい大丈夫か？見学してていいぞ。出れるようなら来い。」
「ありがとうございます・・・」

あたしは腹をかばうように休憩所へ行き、座った。


藍の顔を思い出しながら—————

ぎゃおぅぅぅ！

どんだけダメなんだ
こんなですけど、星羅続きヨロ・・・

皆さん上手すぎる…
わお☆
とうとうわたしの番だー（汗
どうしましょう02…
皆さんご期待ゲージをマイナス７２３くらいにしてお待ちください☆（汗

亜美
ありがとう＾＾亜美もすごいわ
あんなのから続けてくれてありがとう


ルゥ
すごいわｯ
あとで読み返すのも面白いわね＾＾

星羅
ふふふ…＾＾；そんなそんな…
大丈夫。私のよりは絶対マシだわ。

　ルゥ＞ダメじゃないっしょーっ！！

　星羅＞ご期待ゲージマイナス７２３って…
　どっからその数字がきたのっ？！（笑

　妃華＞ぃえぃえ♪
　ありがとっ！！

運動場の端にある休憩所に行って休む。
まだお腹はズキズキと痛んだまま。

片手でさすりながら、思い出すのは藍の顔。

頬を染め、大和をじっと見つめ…

あんな藍の顔、はじめて見た。
あれじゃ、まるで……


「春菜！」
「っ…大和！」

いきなり現れた大和に驚くわたし。
走り終わったのかな、息があがってる。

そして思い出す昨日のこと…

…きっと今わたし、顔真っ赤だ…

「腹痛くなったんだって？　大丈夫なのか？」
「うん、大丈夫…」

多分。と笑ってみせると、大和も少し安心したみたい。
心配してくれたんだ。

「やま……」

大和に話しかけようと口を開いたとき、
誰かの目線を感じた。


藍———

心臓がきゅっと締め付けられる。

向こうで、藍は哀しそうな目をしてこっちを見ていた。
ううん、正確には大和を…

やっぱり…藍…

「ん？何？」

大和は気づかない様子で、こっちを向いた。

「……っなんでもないよ！早く戻らなきゃでしょ！」

ドンッと大和の背中を押す。
大和は少しよろけると、走り出した。

「わぁったよ、腹はやく直せよ！」

戻る大和を見てから、わたしはため息をつく。


——お腹はまたズキズキと痛み出した。

あはッ☆
無理やり終わらせました★（汗
妃華、頑張れ！任せたよ（逃

亜美≫あの数字？
　　　　それは永遠の謎なのだ（笑

　星羅＞永遠の謎とか超怖い（笑
　だんだんと話が面白くなってきたねぇ〜っ！！

　なんかこうやって見ると、
　皆小説の書き方に
　それぞれ特徴があって面白いよねっ☆

星羅
ちょ、なんで逃げるのよ

結局、腹痛は治らないまま放課後になった。
確か今日は…部活ないから早く帰っちゃおうかな。


ふと、体育の時のコトを思い出す…
——藍の哀しい目線

——私の事が好きな大和


「うっ……」

また痛くなってきた……

「も…もう帰ろう…」

その時、後ろから声がした。

「春菜。」

この声…
もしかしたら…と思いながら振り向いた。

「あ…藍…」

かすんだ声で名前を呼んだ。
やっぱり藍…—

「一緒に…帰ろ…？」

ドキｯ……藍と？2人きり？
どうしよう…何を話せばいいの？
でも…でも…


「うん、いいよ♪」

頑張って笑顔を作った。
どうしても確かめたかった。
藍が…今なにを思っているのか。

２人は無言のまま正面玄関に行った。

えーっと、次は亜美かしら？

よろしくねっ！(逃

　周りは車や道を行きかう人たちでいっぱいで
　騒がしい。
　だけど、あたしと藍だけは
　何も話さず、ずっと沈黙が続いた。

　しばらく歩いて、人通りが少ない道に来てから…
　藍がいきなり立ち止まり、
　あたしの方に振り返った。

　「春菜…
　　あたし…あたしね…っ」
　藍が言った。
　あたしの目をまっすぐ見ながら……
　「あたし、大和のこと好きなんだ…」
　
　わかっていた。
　藍がそう思ってることぐらい…
　だって、すごく赤くなりながら
　大和のこと見てたもんね…？
　
　「こ…告らないの……？」
　あたしはいくら知っていたとはいえ
　衝撃でなんていえば良いのかわからなかった。
　でも、沈黙にするのは嫌だったから、
　一応そう言った。
　「告ろうと思ったよっ！！
　　でも、春菜が大和に告られちゃったじゃん…ッ！！」
　
　なんで恋ってこんなにもうまくいかないの…？？
　大和のことが好きな藍。
　だけど、大和はあたしのことが好きなんだ…

　こんな…
　少女マンガみたいな恋って……
　もう、どうすればいいのかわからないよ…

「・・・藍・・・」
「でもっ・・・あたし、まだ大和のこと諦めたくないよ！！」

藍の声がひときわ高くなった。
目からは大粒の涙が出ている。

「大好きだったのに！大和は春菜のことが好きなんでしょ！？もう・・・実らないよぉ！」
「藍・・・」
「春菜には分からないでしょ！？この気持ちッ！！」


ズキン。
胸に大きな針が刺された気がした。

「盗れば・・・いいじゃん！！」
「え？」
「大和を、盗ればいいじゃん！！」

あたしまで涙が出そうになった。

「あたしは大和なんて、ただの友達としか思ってなかったもん！だからっ・・・藍が盗ればいいよ！！」
「春菜ッ！！」

あたしはその場を走って逃げた。
あの空気、あたしには耐えられない・・・


—————————

「春菜・・・ホントにいいの？あたし、盗るからね———・・・？」



藍は悪戯な笑みを浮かべていた・・・

ハァッ　ハァッ…

ただ走った。
走って、走って、走って…

…—でもいつの間にか、足はとまっていて。

ぽろぽろぽろぽろ、涙がこぼれてくる。

藍があんなこと言うなんて。
それに…藍にあんなこと言っちゃうなんて。


−『春菜には分からないでしょ！？』−

ドクン。
またさっきの痛みがぶり返す。

分からない、藍の気持ちなんて分からない…
自分のことだって全く分からない。

なんでこんなにも、胸が痛むんだろう。
なんでこんなに……


——誰も見ていないのをいいことに、わたしは１人、裏路地で泣いた。

私は目を覚ました。

自分の部屋だった。

……いつの間に寝てたの…私……
その前に…いつの間に帰ってきてたの…


時計を見た。

ＡＭ３：２１

時計の針は、そう指していた。



お腹が…また痛んだ。
「う…」

もう…なんなの。昨日の藍は。
……昨日の私は…。

なんであんな事言ったの？
なんでこんなに胸が痛いの？


「なんで……」
自然に涙が出てきた。
「なんで私泣いてるのよぉっ…」

なんで…また泣いてるの？
あれだけ泣いたじゃない。
この涙はなんなの？


「なんでよぉ……」

小さく叫びながら、私はまた泣いた。

　
　朝になった。
　結局あれから一睡もできなかった。
　泣いて、泣いて、泣きまくって……
　気がついたら、時計の針は６：４８を
　指していた…

　早く準備しないと…
　学校に遅れちゃう……
　
　だけどお腹の痛みが
　どうしようもなくキリキリして…
　学校どころじゃないよ…
　藍のあんな表情…
　はじめて見たよ…

　あたしは学校を休んだ。
　もう嫌だ。
　もうこの真実から逃げ出したい。

　わかってる。
　あたしが大和からの告白を
　きちんと断ればいいことだって。
　なのに、なぜかあたしには
　それができないんだ……。

断ればいいことじゃん。

そう思っても行動に移せない。
それどころか、お腹の痛みがますます酷くなる。

何で？

大和のことなんて、何も思ってなかったじゃん。
あたしが断れば、藍も大和も幸せになれるのに・・・

なのに。

「何で断れないの・・・！！」

また涙が溢れた。
何度目？

こんなに泣いたことないよ・・・


——PM12：35——

気づけばもうお昼を回っている。

「お腹・・・痛いな・・・」
お腹をおさえると同時に携帯が鳴った。

【・・・♪〜・・・〜♪♪・・・〜】

「誰だろ・・・」
【ピッ】
「もしもし？」
『あーオレ！！オレオレ！！』
「・・・オレオレ詐欺はお断り中です・・・」
『違う！！オレ！大和！！』
「知ってる・・・」

大和との会話。
何となく息が詰まる・・・

『んだよ・・・まぁいいけどさ。腹、大丈夫か？』
「まだ痛むけどネ。」
『そっか。ならいいけどな。そういやオレな・・・』
「？」
『・・・藍に告られた。』

・・・え？

「告られたの・・・？」
『あぁ・・・で、もう少し考えるって答えといた。』
「・・・」

そう答えたのは・・・
やっぱり・・・

『春菜・・・オレの告白の答えって・・・何だ？』
「・・・」
『教えてくれ。藍への答えも、お前の返答次第なんだ。』
「・・・」

もう答えは決まってる。
でも、言えない。

言えないんだ。
言いたくない—————

『おい春菜！！』
「まだ決まってないよ！そんなに早く決まるわけないでしょ！？」
【ブツッ！！】

あたしは携帯を切った。

何で言えなかったの？
言っちゃえばよかったじゃん。
言えば楽になったかもしれないよ？

でも・・・



何故か、言いたくなかった———

またお腹がキリキリと痛み出した。

１人、閉め切った部屋で、ぼーっとケータイをみつめる。
わたし…大和にまであんな言い方した…。


わたしはどうすればいい訳？

大和も藍も、大切な人だもん。
わたしにはどっちかを取るなんて、出来るわけないじゃん。

大和からの告白を断れば、本当に前みたいに戻れるの？

前みたいに、大和と、藍と、喋れる？

ムリだよ。
わたしにはそんな器用なこと出来ない。

どうしたって、もう前みたいには戻れないんだ…


わたしは、立てた膝に顔をうずめる。
なにもかも忘れようとするように、わたしは深い眠りについた——

—————目をあけた。…今は何時なのだろうか。

なぜだか、すごく落ち着いている自分がいる。
「……落ち着いてる…？何で？」
自分でも不思議なくらい落ち着いていた。

「夢の…おかげかな…」

そう、私は夢を見ていた。
多分…１年くらい前の…私たちの夢。


コンコンッ…

ドアが鳴る。

「春菜、具合大丈夫？」
お母さんだった。
「う…うん、多分」
「あのね、お見舞いに来てくれた子がいるの。
　ちょっと待っててね。」
「え、…うん」
誰だろう…ただの腹痛で休んだのに…

「さ、どうぞ」
再びドアが開く。

「!!」
私の心臓が高鳴った。
だってそこに現れたのは…

「……大和…っ」


「あ、お母さん飲み物持ってくるわね。」

お母さんは部屋からいなくなった。


「……あ、あのな、春菜。
　俺…やっぱり春菜の…」

やだ…やだやめて…
それ以上聞きたくない…!!

私はベッドにあったクッションを
大和に投げつけた。

「う…ゎ……は…春菜…」

お願いだから…今は何も言わないで…
やっとここまでこらえてきた気持ちが…
すべて出てしまうじゃない…

「春菜…お願いだ、聞いてくれっ！」

「いやっ!!!」

私…また泣いてる……

「は…春菜……」

「なにも言わないでぇ……っ!!」

私は…大和の目の前で静かに泣き出した。

　ルゥ＞亜美、用事のため小説かけないから、
　亜美抜かして書いてもらえるかな？！
　ごめんね…(泣

亜美≫
分かった！！

「もう・・・それ以上言わないで・・・・！！」

あたしから止まることなく流れる涙。
「春菜・・・ゴメン・・・」
「え・・・大和？」
「ゴメンなっ！！」
「大和ッ！！」

大和はあたしの部屋を勢いよく出ていった。


————————————

side　大和


「ったく・・・また泣かせた・・・」

春菜の家を飛び出て、俺は公園に来ていた。

俺、馬鹿だな。
俺は春菜が好きなのにッ・・・・

何で泣かすんだよ・・・

結局傷つけてばっかりじゃねぇか。


公園の風が俺に吹き当たる。
そのとき、声がした。
「大和・・・？」
「あぁ！？」

やべ、大声出しちまった。

顔を上げるとそこには・・・


「藍！？」

「な、んで、藍が……」


俺は目を見開く。

俺より前に、ここに来てたのだろうか。

「……」

藍は、無言で立っている。
俺が黙ると、藍は口を開いた。

「…春菜のトコに、行ってきたの？」

かすれた声でつぶやく藍。
俺は、視線を落とす。

告られたこともあって、気まずい…

俺らの間に、すぅっと風が吹く。

ごっごめんよ皆！
めっちゃ少ない！（汗
というか思いつかない…
あ、名前が大和なのは気にしないでー
間違えた＾＾；

皆頑張れー！

亜美＞私、学校が忙しくて…だから一回分抜かしてください。

　皆＞ごめんねーっ！！
　亜美、26日までテストで…
　勉強間に合わないので、
　亜美の分は抜かしてください…

　書けそうだったら書くようにします…
　本当にごめんなさい！！

「———ねぇ、大和——・・？」

「・・・そうだよ。春菜のところ」
「・・・あたしの告白は？」
「・・・ッ」

自分が苦しい状況にあるのは、わかる。
でも、どうしようもない。

春菜は答えを出せない。
——告白してくれた藍に対して俺も、

・・・答えを出せない。

「・・・ねぇ、大和・・・」
「・・・」
「なんか・・・いってよ」
「俺・・・」



俺、とだしたまま、沈黙が続いた。
「———なに？」

「・・・ごめん、まだ・・・答えはだせない。」
「・・・」
「ごめん・・・」
「春菜に・・・なんかいわれたんじゃないよね・・・？」
「・・・え？」
「・・・違うなら、いいんだ。・・・じゃあ・・・ね。」

背を向けた藍は、どこか悲しく、切なかった・・・。

パスワード変えました！
ナリじゃないから気にしないでね！！

side　藍


「・・・ククッ」

笑いが止まらない。
全部あたしの演技なのに・・・

人間はもろい。
すぐ人を信じる。
——が、その反面嘘をつく。


相手が親友だろうが
相手が家族だろうが
相手が恋人だろうが
相手が婚約者だろうが
相手がとても大切な人だろうが—————・・・


「嘘をつかなくてはいけないときだってあるのよ・・・・」


そうしてあたしは生きてきた。
裏切って幸せになる。


これが正しい人間。
これが人間の本能。


「貴方には分からないかな・・・？春菜・・・」


クスッと小さく笑った。


卑しくも切ない笑みを浮かべながら・・・

ずっと・・・
ずっと・・・・・・


狂ったように笑い続けた・・・

続きお願いします！！

　テスト終わったからこれからは時間かけて書けるー☆

　今日はムリだけど…
　また書くね♪

　ｓｉｄｅ　春菜

大和が部屋を出て行ってしまって１０分ほど経った。
わたしは部屋に鍵を閉めて、じっとしている。

大和、どこに行ったんだろう。
今頃、どうしてるかな。

藍…藍は？
ちゃんと２人と話だってできてない。

まだ、腹痛は治らない。
でも、それ以上に痛むのは……


わたしはくっと唇をかみ締める。

…コツコツッ

何かがまどにあたる音。
不思議になって、重たいからだをひきずり、まどの方へ。

閉めていたカーテンを開けると、光りがまぶしい。
そして、家の前に立っていたのは。



「…大和…。」

姿を見た瞬間、はっとして息をのむ。
なんで、ここに…

わたしが身動きをとれないでいると、大和は、にっこりと笑う。
わたしは、窓際にバッと隠れる。

だめ、こないで…
手を握って、座り込む。

大和は、家に入って来ない。
すると、ひゅうぅっと何かが飛んでくる音。

こつん。
それは、わたしの部屋に、見事に着地する。

何？　これ…
這っていって手に取る。

「紙…飛行機…」

白い折り紙で折られた紙飛行機。
『あけてね！』
そう翼にかかれている。

少し遅れてしまってごめんなさい！
めっちゃくっちゃ自信なしです！（汗
もう少し書きたかったんだけど、無理やり終わらせた！（え。
どうか…わたしの意図を分かってくれるといいんだけど…
皆頑張れ！

　星羅＞お疲れ〜！！
　意図わかるよ☆
　じゃぁ、次は…妃華かな？
　でもまだ来れないかも…だよね（汗

今日で一週間終わったので次の方お願いします。

　そして大和は走ってどこかに行ってしまった。

　今あたしは大和がくれた紙飛行機と
　にらめっこをしている。

　どうしよう…
　中に、何がかいてあるの…？？
　
　怖い…
　読みたくない…
　もし、そこにあたしが考えていることを
　もっと複雑にするようなことが書いてあったら…？？

　でも、読まないわけにもいかない。
　大和がこれをくれたのには何か意味があるはず。

　そう思い、あたしは恐る恐るその紙飛行機に手を伸ばした。
　そこには…

　『春菜、なんかいろいろとごめんな。
　　とにかくさ、腹痛なんて早く治して、
　　また学校来いよ！！　by　大和』

　こう書かれていた。
　なんだ…こんなことか。
　『こんなこと』なんて言ったら大和には悪いけど、
　何か安心した。
　いつもどうりの大和のようだったから。

　やっぱり、さすがにさっきは大和に悪いことしちゃったよね…
　明日は、頑張って学校に行こう……。

　もうなんか…ムリっ！
　最初から自信なんてなかったけどさ…
　日に日にもっと自信がなくなってく…（汗
　
　あ、次の人…お願いしますっ（汗

翌日———————


あたしの腹痛はすっかり治り、登校できるようになった。
家を出ると冷たい風が頬をかする。

「・・・さぁ、今日も頑張るか！」

あたしは無理な笑顔をつくり、学校へ向かった。


———————————

side　藍


学校に登校すると、春菜が席に座っていた。
大和は相変わらず友達とふざけている。

・・・二人ともいつも通りなのに・・・

何故かあたしだけ、不自然のような気がした。


「・・・」

チラッと春菜の方に視線を向ける。
そのとき、春菜と目があった。

————————————

side　春菜


・・・！！
藍と目があった・・・

「・・・」

あたしはとっさに目をそらす。


ゴメンね藍。
無視してるワケじゃないんだけど・・・


そう思って何気に席を立った。

そして藍を通り過ぎようとしたとき・・・


「春菜、酷いよ」


その言葉が耳元で響いた。

ちゃーっす、元ルゥですっ!!
何となく見て見たら続きを書きたくなったので書きますっ!!
勝手にすみません(汗)
多分リレーじゃ無くて私が独断で書いていきます…(汗)
もしリレーをしたい人は、コメお願いします!!

—————————————え……？

思わず藍を見つめる。
藍は悲しそうな瞳で、こっちを見ていた。

それには微かな“狂気”も秘めている。


「…藍……」
「何で無視するの？酷いよ…酷いよ春菜ッ!!!」

叫び出す藍。
一気に教室の視線がこちらに注がれた。

「そんな、無視したつもりじゃ…」
「嘘だよ…視線を逸らしたじゃん!!!」
「…っ、だって…」

もごもごと言葉を濁す。


藍を嫌いな訳じゃないんだ。
ただ、この関係が気まずくて。
心の中にモヤモヤとした気持ちがあって。
怖いんだ。
藍との仲を崩すのが—————————————


「怖いの…？」
「え…？」

藍が口を開く。

「大和をあたしに盗られるのが、怖いのっ!!?」



ざわっ………


教室が一気に騒がしくなった。

「春菜は大和のこと嫌いなんでしょ!?」
「ちょっ、」
「なら口出ししないでよ!!とっとと告白断ってよ!!」
「藍っ!!!」
「黙って!!!」

今までにない様な声を出す藍。
それがあたしには、恐ろしく見えた。
何だか、知らない藍が居るみたいで。

教室内は更に騒がしくなる。

「え———————っ!?大和って春菜に告白したんだァ!!」
「マジかよ!?」
「てか藍も好きなわけ…!?」
「うわぁ、リアル三角関係!!まるで修羅場♪」
「おい大和〜、モテる男は辛いなァ!?」

冷やかす様に男子生徒が言った。
元々こーいうのに慣れてない大和は、顔を赤くしている。

「ばっ、馬鹿!!冷やかすなっ」
「で、大和はどっちを選ぶんだァ？」
「っ………」
「春菜でしょー？だって告ったんだしィ〜」
「いやいや、藍に惹かれたんじゃね？」
「春菜の方がオレはいいと思うけどー」

教室がどんどん騒がしくなる。
あたしは恥ずかしさよりも、
この藍にどう対処すればいいのかが分からなかった。

「藍…」
「…春菜、あたしに言ったよね？」
「え？」
「大和を盗ってもいいって…あたしに、言ったでしょ？」
「っ、それは」
「気持ちの整理がついて無かったから？大和があたしと付き合う訳ないから？」

淡々と言葉を述べていく藍。
どうしたの？
どうしちゃったの？


藍…、

怖いよ…!!

「春菜…、酷いよ。」

そう言って藍は立ち上がった。
そしてすぐに大和の傍へと行く。

「大和!!」
「、藍!?」
「おォ!?まさかコレがカップル!!?」

未だに空気が飲み込めない馬鹿な男子。
そんな男子を横目に、藍は大和の手を取って走り出した。


《ﾀﾞｯ》

「ついて来てっ」
「うぉ!?ちょ、藍!!?」


すぐに出て行った二人。
あたしはどうすればいいのか、分からなくて…

ただ呆然と立ち尽くしているだけだった。

その直後、すぐに頭が冷える。
藍に謝らなきゃ…っ


「…っ」


あたしはすぐに教室を出て、二人の後を追った。


「ひゅ〜っ、マジで修羅場じゃねェ!?」
「いーねー♪見に行こうぜ!!」
「ちょっと馬鹿男子!!今の空気読みなさいよ、ただ事じゃないわよ!?KY!!」
「ンだとォ!?」
「やる気!!?」


教室は馬鹿な男子VS女子の戦場となっていた…

懐かしいわねここ…

妃華〜♪
懐かしいよね^^
ウチも最初見た時、「あー懐かしい」って思ったし。
で、何となく続きを。
最早リレーじゃねぇ(笑)

ええ、本当懐かしいわ＾＾
続きも面白いじゃない♪
たまにまたくるわ

だよね♪
ありがとー^^
また来てね〜((てめぇのスレじゃねぇよ

長げ〜よ