産経新聞 2/10(金) 7:55配信
さいたま市北区の陸上自衛隊大宮駐屯地で9日、海外からの武装工作員上陸を想定した県警と陸上自衛隊の共同実動訓練が行われ、県警機動隊員と陸自第32普通科連隊員約120人が参加した。
連携強化を図る目的で平成19年から行われ、今年で8回目。開始式では南雲芳夫警備課長と毛利敏郎連隊長が訓示し、毛利連隊長は「国際情勢は不安定で、中東のテロなどいつ有事になってもおかしくない」と述べた。
その後、緊急走行ができるパトカーが陸自の軽装甲機動車を先導する部隊輸送訓練や、殺傷力の高い強力な武器を持つテロリストに対する共同検問訓練などを実施。隊員らは互いの能力や特性について理解を深めた。