>>52
人間は理性が付属した文化が長いですからね。
一例として、ゴールデンハムスターをあげます。
野生のハムスターを二匹同じ柵の中で飼った事がある人なら分かると思いますが、非常に殺伐とし、仲が悪くなります。
大体の場合、殺しあいます。
生命体個々にはそれぞれパーソナルスペースというものがあり、そこを越える機会が多い場合、親子供も関係なく殺し合いをするという生存本能を持っています。これは限られた範囲の中で自分と同じDNAを残していこうとするものなのです。
人間は理性を持っていますが、往々にして親子供を殺害する事件があります。
人口が増え、パーソナルスペースに侵入する機会の増えた人間界なら当然です。
部屋が一人一人個々に与えられている事に対して、いけないことだと主張する者もいますが、密集地帯の街では自分の部屋があるからそういうのを補えているんです。
理性はストレスに弱いですから、人間は本能を表に出してしまう場合があります。
基督教はそういった人間本来の本能を「サタン」だと否定し、それを悪だと決めつけ、現代、本能を露にしてしまった人間は法律により刑罰を受けなければならないのです。
人間に可能な子供を殺すという事象を、神が禁止するのは至って支離滅裂なのです。生命体目線でいえば、法律は人のつくりしもの、本来は、野生の世界では人が人を無益に殺してもよい世界なのです。