>>114
頭が悪いくせにプライドが高い奴等がユダヤ陰謀説を信奉するのには、明らかな理由がある。
つまりバカな人達はややこしいことは考えたくないし、考える能力もない。
物事を考えるのに必要な“材料”としての最低限の教養さえない。
しかし彼らは自分自身をバカだとは認めたくない。
他人と違う情報や真相を知っているという優越感に浸りたい…。
だから彼らは常に単純で受け入れやすい理屈と結論だけを欲している。
そこに陰謀説が入り込むスキがあるわけだ。
陰謀説のキモは物事の単純化と国家や民族の多様性や歴史的経験の違いの無視、そして地政学的考察の無視にある。
世界中の悪事や、国家・民族間の錯綜した利害関係を十把一絡げに一つの“悪の組織(ショッカーやらユダヤやら)”に集約させちまえば、多様で複雑な国際問題を単純化して“全てを分かった気分”になれるからだ。
彼らはそれで満足感を得る。
「俺だけが真相に気づいてる
俺以外のやつらはバカだ」
それがどんなに噴飯ものの理屈だろうが、彼らはそれを検証しない…というか、そもそも検証する能力がない。
彼らはそれで満足しているし、幸せだ。
彼らは永遠に自分自身のバカを痛感することなく(薄々は感じながら)一生を終える。