松山と石川の“お墨付き”を得た新コースの主な改修ポイントは4つある。
(1)IGFの要請で距離とグリーンが様変わり
総距離が6982ヤードから484ヤード延び、7466ヤードとなった。4月のメジャー第1戦マスターズの開催コース、オーガスタ・ナショナルGCの総距離(7445ヤード)とほぼ同じ。各ホールに2つずつあったグリーンは1つに統一され、広さは600平方メートルと、国内の主要コースの平均(400〜500平方メートル)より大きくなった。起伏や傾斜で、ピン位置によって難易度が増すように改修された。
(2)米国の世界的設計家のトム・ファジオ氏と息子ローガン氏に依頼
ファジオ氏は02年のオーガスタ・ナショナルGCの改修を手がけた巨匠だ。「コースの林帯は絵画で言えば額縁。その中のフェアウエーやバンカーで変化をつけたい」がコンセプト。景観を支える赤松はそのまま残し、フェアウエーに起伏をつけた。バンカーの数は減らしたが、各ホールの約300ヤード地点にバンカーを配置。グリーン周辺に深くて大きいバンカーもあり、正確なアイアンショットが要求されるようになった。
(3)モンスターホール(500ヤードのパー4)とチャンスホール(306ヤードのパー4)の設定
9番は554ヤードのパー5から、521ヤードのパー4という高難度の“モンスターホール”に変わり、8月の日本ジュニア選手権では難易度1位のホールとなった。18番パー4は472ヤードから500ヤードに延び、難易度2位のホールに。逆に17番パー4は356ヤードから343ヤードに短くなり、ティー位置の変更で306ヤードになる仕掛けがあり、イーグルが狙える“チャンスホール”となった。
(1)IGFの要請で距離とグリーンが様変わり
総距離が6982ヤードから484ヤード延び、7466ヤードとなった。4月のメジャー第1戦マスターズの開催コース、オーガスタ・ナショナルGCの総距離(7445ヤード)とほぼ同じ。各ホールに2つずつあったグリーンは1つに統一され、広さは600平方メートルと、国内の主要コースの平均(400〜500平方メートル)より大きくなった。起伏や傾斜で、ピン位置によって難易度が増すように改修された。
(2)米国の世界的設計家のトム・ファジオ氏と息子ローガン氏に依頼
ファジオ氏は02年のオーガスタ・ナショナルGCの改修を手がけた巨匠だ。「コースの林帯は絵画で言えば額縁。その中のフェアウエーやバンカーで変化をつけたい」がコンセプト。景観を支える赤松はそのまま残し、フェアウエーに起伏をつけた。バンカーの数は減らしたが、各ホールの約300ヤード地点にバンカーを配置。グリーン周辺に深くて大きいバンカーもあり、正確なアイアンショットが要求されるようになった。
(3)モンスターホール(500ヤードのパー4)とチャンスホール(306ヤードのパー4)の設定
9番は554ヤードのパー5から、521ヤードのパー4という高難度の“モンスターホール”に変わり、8月の日本ジュニア選手権では難易度1位のホールとなった。18番パー4は472ヤードから500ヤードに延び、難易度2位のホールに。逆に17番パー4は356ヤードから343ヤードに短くなり、ティー位置の変更で306ヤードになる仕掛けがあり、イーグルが狙える“チャンスホール”となった。