🏀 バスケットボール

まだ保証されていない20年東京オリンピック（五輪）の開催国枠についてワイス氏は「来年3月末にFIBAの中央理事会があって、そこで開催国枠の出場があるかないかが決定する」と言った。これまでの日本協会、Bリーグの改革についても「グッドガバナンス」とし、19W杯アジア予選で男子代表が6連勝を挙げていることにも「熱意が表れている」と好評価。「3月の中央理事会で東京五輪に日本が出場できることを視野に入れているが、まだ何とも言えない」と現段階での可否についての明言は避けた。

日本は東京五輪での開催国枠をまだ保証されておらず、付与されるためには世界で戦える実力を示すことが求められる。日本は14年、トップリーグの並立やガバナンス面、代表の強化を理由に、FIBAから資格停止の処分を受けた。15年6月に処分が解除され、16年にはBリーグが開幕。以降、処分解除後の日本協会や日本バスケットボール界の動向について、FIBAから定期的なモニタリングを受けていた。

男子代表は19W杯アジア予選では4連敗を喫していたものの6連勝を挙げ、2戦を残しW杯出場圏内の3位に浮上した。日本にとって、今年10月には渡辺雄太（24＝メンフィス・グリズリーズ）が日本人2人目のNBA選手となり、米ゴンザガ大でプレーする八村塁（20）もNCAAで奮闘を見せるなど、アピールにも好材料がそろいつつある。