畑中は初回、右ストレートで相手に尻もちをつかせると、2回に連打で再び倒し、レフェリーストップに追い込んだ。前回の試合で右拳を痛めた上に中33日の試合だったが、父と同じ2試合連続でKO勝ちした。父の現役時代と同じバック宙のパフォーマンスをまたもや披露した。「前回は感触がなくて終わったけど、今回は感触があった。8オンスでパンチをもらったのは初めて。相手の気持ちも強かった。緊張していなかった割には、練習でやってきたことをやる余裕もなかった」と反省を忘れなかった。
大学には進学せず、2017年はメキシコで武者修行することを検討している。「会長からは『日本も東洋もユースとか小さいタイトルでも経験だから取って、ベルトホルダーになればいい』と言われている。ベルトをいっぱい集めます。来年は全勝するだけ」と国内初の親子世界王者へ歩みを止めない。
[匿名さん]
畑中建人が8連続KO勝ち WBCユース王座防衛
岐阜メモリアルセンターで愛ドームのセミで行われたWBCフール・フライ級タイトルマッチはチャンピオンの畑中建人(畑中)は挑戦者ソンセン・ポーヤム(タイ)に8回1分44秒TKO勝ち。初防衛に成功した。
ともに中間距離での打ち合いを好み、試合は初回から白熱した。畑中がワンツー、ボディで前に出て、2回に右ストレートをカウンターで決めた。
ポーヤムも左フック、右ストレートで応戦し、連打で攻めて左フックを決めたが、その多くを畑中はブロッキングでやり過ごした。両者ともによく手を出し、4回を終わって40-46×2、39-37で畑中がリードした。
中盤に入ると、畑中はより圧力をかけてタイ人に右ストレート、ボディブローをを打ち込んでいった。7回からは完全にワンサイド。畑中は8回にラッシュしてポーヤムをキャンバスに突き落とし、主審が即試合を止めた。
元世界王者の畑中清詞会長を父に持つ畑中は8戦8KO。「KOなんですけど勉強になった試合だった」と畑中。この試合からコンビを組んだ石原英康トレーナーとさらなる高みを目指す。
粘ったものの最後は沈んだポーヤムは6勝1KO2敗。17年12月、日本でダイナミック健次(大鵬)に敗れて以来の敗戦となった。
[匿名さん]
シュッシュッ シュシュッ!!
ショウヘイッヘーーーーーーーーーーイ!!!
[匿名さん]
高校時代、畑中君は試合で勝ってジャッジやられてた
アマよりプロのジャッジが適正だ
[匿名さん]
畑中建人が初防衛 田中恒成育てた石原氏と世界狙う
[2019年3月16日15時58分]
<プロボクシング:WBCユース世界フライ級タイトルマッチ10回戦>◇16日◇岐阜メモリアルセンターで愛ホール
元世界スーパーバンタム級王者畑中清詞氏(52)の長男、畑中建人(20=畑中)が初防衛に成功した。ソンセン・ポーヤム(19=タイ)に8ラウンド(R)1分44秒TKO勝ち。デビュー以来8戦全勝8KOとパーフェクトレコードを更新した。
序盤から左ジャブの差し合いで優位に立ち、中盤以降は距離を詰め、パンチに強弱をつけ、上下を打ち分け、翻弄(ほんろう)。最後は相手が棒立ちになり、レフェリーが試合を止めた。
畑中は「結果はKOですけど、今まで1番苦戦しました。勉強になったな、と思います」。中京高時代の恩師で、ジムの先輩、世界3階級王者田中恒成も育てた石原英康氏(43)が1月に同高ボクシング部監督を辞任、自身の専属トレーナーになった。
同氏はプロでも元東洋太平洋スーパーフライ級王者で、同級で2度の世界挑戦を経験。畑中は「石原先生に言われたことをあまり発揮できなかったですが、必ず結果は出ます。これからも石原先生とチームプリンス(自身のニックネーム)で世界を狙っていきます」と話した。
今後は東洋太平洋やWBOアジアパシフィックなどローカルタイトル挑戦を視野に入れる。父の畑中会長は「できれば年内に」と、希望するシナリオを明かした。
[匿名さん]