😎 不良・族全国

事件関与をあらためて否定　ＮＨＫの元委託カメラマン　金沢２７歳主婦殺害
産経新聞　2012.2.22 12:07

　金沢市の主婦、福田春奈さん＝当時（２７）＝が昨年２月に遺体で見つかった事件で、強盗殺人などの罪に問われたＮＨＫ金沢放送局の元委託カメラマン若生康貴被告（３６）は２２日、金沢地裁（神坂尚裁判長）の裁判員裁判公判で、事件への関与について「ありません」とあらためて否定した。被告人質問に答えた。

　若生被告は弁護側の質問で、福田さんについて「約５年前にバーベキューパーティーで知り合ってからの友人」と述べた。

　また「住宅購入資金を集めるために金融関係者の紹介を福田さんに依頼した」とし、事件当夜に会っていたと主張する男性を紹介されたと説明、２０１０年１１月中旬に初めて会ったとした。福田さんは男性を「大阪の元彼さん」と呼んでいたと述べた。若生被告は男性の身体的特徴を具体的に証言。「仕事を引き受ければ金を工面できる」と持ち掛けられ、ギャンブル情報のホームページ作成手伝いを依頼されたとした。

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河川敷で男性倒れ死亡　そばに包丁　愛知
産経新聞2012.2.22 12:53

　２２日午前６時３５分ごろ、愛知県岡崎市上里１丁目の矢作川河川敷で、男性があおむけに倒れているのを散歩中の女性（６１）が見つけ１１９番した。男性は病院に搬送され死亡が確認された。

　県警岡崎署によると、男性は７０〜８０代で目立った外傷はなかった。男性のそばには刃渡り約１８センチの包丁があったが、血は付着しておらず争った形跡もないという。

　同署が身元の確認を急ぐとともに、死因を詳しく調べる。

元少年の死刑に反対＝国民新・亀井氏
時事通信社2012年02月22日15時00分

　国民新党の亀井静香代表は２２日の記者会見で、山口県光市で起きた母子殺害事件で元少年の死刑が確定することに関し、「どんな犯罪者の命であっても尊い命であることには変わりない。それを国家権力が奪うことは、私としては許し難い」と、反対する見解を示した。亀井氏は「死刑廃止を推進する議員連盟」の会長。　

東京・渋谷駅ビルで女性刺される
ＮＨＫ2月22日 17時2分

警視庁などによりますと、２２日午後４時すぎ、東京・渋谷区の東急東横線渋谷駅の駅ビルの中で人が刺されたという通報が入ったということです。
警視庁によりますと、刺されたのは６０代の女性で、救急車で病院に運ばれ手当てを受けています。女性は数か所を刺されましたが、意識はあり、命に別状はないということです。
女性を刺したとみられる７０代の女は、身柄を確保されているということで、警視庁は、当時の状況を詳しく調べています。

現場は、東急百貨店東横店の入口付近で、周囲には規制線が張られています。警察官がその周りで通行人を誘導していますが、買い物客など多くの人が立ち止まって騒然としています。
近くのドーナツ店の店員は、「外には救急車やパトカーが来ていて大勢の人たちが集まっている。こんな事件が起きて、とても驚いた」と話しています。

渋谷駅で女性が刺され負傷　７０代の女の身柄を確保
2012.2.22 17:14 ［殺人・殺人未遂］

　警視庁や東京消防庁によると、２２日午後４時５分ごろ、東京都渋谷区の渋谷駅構内のトイレで、６０〜７０代の女性が刃物で切りつけられるなどして負傷した。

　女性に意識はあるという。警視庁は事件直後、現場の近くで女性を刺した疑いがある７０代の女の身柄を確保しており、事件当時の詳しい状況を調べている。

ロッキード事件の元裁判長、妻が絞殺…逮捕

　東京地裁でロッキード事件の裁判長を務めた半谷恭一さん（当時７８歳）が昨年２月、東京都文京区の自宅マンションで遺体で発見される事件があり、警視庁は２２日、半谷さんの妻の無職・俊子容疑者（８１）を殺人容疑で逮捕した。

　発表によると、俊子容疑者は昨年２月５日頃、文京区本郷の自宅マンションで、半谷さんの首を絞めて殺害した疑い。翌６日午前、長女を通じ、１１０番した。

　司法解剖の結果、半谷さんの死因は首を絞められたことによる窒息死だったことが判明。外部から侵入した形跡はなく、同庁は俊子容疑者から、詳しい事情を聞いていた。半谷さんは、俊子容疑者と２人暮らしだった。

　俊子容疑者は調べに対し、「病気で死んだ。殺していない」と容疑を否認しているという。

　半谷さんは１９９５年３月、東京高裁部総括判事を最後に退官。２００２年から弁護士をしていた。
（2012年2月22日16時36分 読売新聞）

ババア凶暴化　こわ

ロッキード事件元判事殺害容疑　妻を逮捕
2012.2.22 17:07 ［殺人・殺人未遂］

　ロッキード事件の１審で裁判長を務めた元東京高裁判事、半谷恭一さん＝当時（７８）＝の首を絞めて殺害したとして、警視庁捜査１課は２２日、殺人の疑いで、妻で無職の俊子容疑者（８１）を逮捕した。同課によると「主人を殺したりはしていない」と容疑を否認している。

　半谷さんは元判事で、ロッキード事件「児玉・小佐野ルート」の一審で裁判長を務めるなど、多くの著名事件を審理した。７年、東京高裁部総括判事を最後に依願退職。その後、弁護士に転身していた。

　逮捕容疑は昨年２月５日から６日、東京都文京区本郷の自宅マンションで、恭一さんの首を絞めて殺害したなどとしている。

血だまり、悲鳴…駅ビルパニック　渋谷駅で女性刺される
産経新聞　2012.2.22 19:39 ［殺人・殺人未遂］
　女性が刺された東急東横線渋谷駅周辺を調べる捜査員＝２２日午後５時２１分、東京都渋谷区

　床に広がった血だまり、飛び交う悲鳴…。帰宅する学生や会社員らが行き交う渋谷駅の駅ビルは、突然の事件にパニックになった。

　「突然、救急車が何台も来て、物々しい雰囲気になった。人が一斉に駅の外に出ようとしてパニック状態になった。何が起きたか分からなかったので、とにかく駅から出ようと思って走った。怖かった」

　２０代後半の女性会社員は、こう話した。事件があったのは食品店が集まる通称「のれん街」。各店は休業日のために閉まっていたが、それでも多くの通行人がおり、混乱状態に陥った。

　事件後に現場近くにいた男性会社員（４０）は「真っ白な床に、１００滴以上の真っ赤な血が広がっていた。あんなに血をみたことはこれまでにない。警察官も指紋をとるなど捜査していて、何が起きたのか理解できなかった」と話した。

　帰宅途中に現場近くを通った女性会社員（４６）は「昔から利用しているが、渋谷でこんなことが起きるなんて信じられない。自分もいつ襲われるか分からない。物騒な世の中になったと思う。怖い」と話した。

無差別殺傷被告が遺族に金銭要求　「百万円差し入れて」

　１２人が死傷した広島・マツダ工場の無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われた元期間従業員引寺利明被告（４４）の裁判員裁判の公判が２２日、広島地裁（伊名波宏仁裁判長）であり、引寺被告が遺族に宛てた手紙で金銭を要求していたことが明らかになった。

　手紙は事件から約４カ月後の２０１０年１０月末、殺害された社員浜田博志さん＝当時（３９）＝の妻宛てに勾留中の引寺被告が書いた。広島地検が代わりに受領したが、妻は受け取りを拒否した。

　この日の公判で検察官が朗読。手紙には「保険金も手に入って感謝してほしい。１００万円を差し入れてくれ」などと書かれていた。
2012/02/22 19:44 【共同通信】

２歳女児遺棄、母「娘連れ去られた」とウソ通報

　大分県日出(ひじ)町で江本琴音ちゃん（当時２歳）の遺体が見つかった事件で、県警が母親の江本優子容疑者（３５）（死体遺棄容疑で逮捕）を軽犯罪法違反（虚偽申告）容疑で大分地検に追送検していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

　捜査関係者によると、江本容疑者は昨年９月１３日午後、同町のスーパーから１１０番し、「駐車場にとめていた車から、買い物中に娘が連れ去られた」と、うその通報をした疑い。

　江本容疑者は今月５日、「娘が連れ去られたと言ったのはうそだった。遺体は雑木林に放置した」と自供。県警は供述通り、自宅から約２キロ離れた雑木林で琴音ちゃんの遺体の一部を見つけ、死体遺棄容疑で逮捕した。

　琴音ちゃんが死亡した経緯について江本容疑者は「娘は自宅２階の一室で布団の中で死んでいた。その日のうちに車で遺体を遺棄した」などと供述しているという。
（2012年2月22日21時04分 読売新聞）

＜群馬母子殺傷＞北村容疑者、現金奪う　強盗殺人未遂で捜査

毎日新聞 2月22日(水)20時4分配信

　群馬県みどり市大間々町桐原の無職、深澤かつ江さん（８５）が自宅の敷地で死亡しているのが見つかった事件で、県警捜査１課と桐生署は２２日、刃物で軽傷を負った長女の政江さん（４７）に対する殺人未遂容疑で逮捕した同市大間々町大間々、会社員、北村庸容疑者（２４）が深澤さん方から現金約１２０万円を奪っていたと発表した。県警は、容疑を強盗殺人未遂に切り替え、深澤さん殺害についても調べている。

　同課によると、奪われた現金は、逮捕後、北村容疑者方から押収された。北村容疑者は深澤さん親子に数百万円の借金があったという。県警は、北村容疑者が現金を奪う目的で深澤さん方を訪れた可能性が高いとみている。【角田直哉】

第三者「Ｘ」に脅されていた　金沢主婦殺害

日本テレビ系（NNN） 2月22日(水)18時24分配信
　知り合いの主婦を殺害したなどとして強盗殺人などの罪に問われている「ＮＨＫ」金沢放送局の元委託カメラマン・若生康貴被告（３６）の裁判員裁判で、金沢地裁で２２日、被告人質問が行われた。若生被告は事件当日、第三者の「Ｘ」から脅されていたとして改めて関与を否定した。

　起訴状によると、若生被告は去年２月、投資名目での預かり金の返済を免れるため、知り合いの主婦・福田春奈さん（当時２７）を殺害し、遺体を捨てたとされている。しかし、弁護側は裁判になって、第三者の「Ｘ」が介在し、若生被告は事件に巻き込まれたとして無罪を主張している。

　２２日の被告人質問で、若生被告は「Ｘ」が福田さんの元交際相手と説明した上で、事件当日の夜は「Ｘ」らと会っていて、以前、預かっていた５００万円を３倍にして返すよう脅されていたと述べた。また、捜査段階で話さなかったのは「揉め事が大きくなるのが怖く、弁護士からも黙秘するようアドバイスされた」などと説明した。しかし、「Ｘ」が実在するかどうかについては「証言できる人はいない」と話した。

期間は、木嶋被告が19、20歳ごろの1994年から2001年（木嶋被告27歳）までのことだと説明した。木嶋被告の「高校の卒業アルバム写真」は広く報じられており、20歳ごろの木嶋被告の容貌はある程度、想像可能だ。

「彼女は、うちの店では（月150万は）まったく無理です。というか、面接で落とします」

東京・新宿地区で性風俗店を経営する40代の男性はこう言い切った。女性をホテルなどに派遣する「デリヘル」（デリバリーヘルス）を営み、以前は会費を払った男性に女性を紹介するデートクラブも経営していた。

木嶋被告が「稼いでいた」2000年ごろの話を聞くと、「月200万円稼ぐ子も結構いましたね」と振り返った。ルックスについては、「顔はかわいい方が有利だが、体型については『ぽっちゃり』好きもそれなりにいる」そうだ。複数の報道写真で見る木嶋被告は、かなり「ぽっちゃり」している。

木嶋被告の「月150万円」は可能かどうか質問すると、「愛人ならセックス1回10万円として、1人週1、2回で3人捕まえれば150（万円）行きますね」と話し、「ルックスにこだわらない客にピンポイントで当たれば可能」と分析した。

「ただ、（木嶋被告の場合）その可能性が高いとは思わないし、私が客や愛人なら遠慮しますね」

と話した。
「女性の容姿が劣っている方が安心できる」男性も

次は、都内の「豊満ぽっちゃり専門」風俗店の「ママ」に聞いてみた。

「ウチでは無理。面接で落とします」

と即答が返ってきた。「顔や雰囲気がダメ」なのだそうだ。

他の店なら木嶋被告に「月150万円」が可能かどうかは、「まあ、いろんな好みの客がいるけどね……。う〜ん、分かんない」とのことだった。

一方、愛人契約やデートクラブに限らず、「容姿が劣っている人が異性に多額のお金を貢がせるケースは、男女ともある」と指摘するのは、結婚詐欺問題に詳しい河原崎弘弁護士だ。「女性の容姿が劣っている方が安心できる」というタイプの男性もいるからだ。

婚活コンサルティング「リアルラブ」の代表で心理カウンセラーでもある湯田佐恵子さんも「相手のルックスが悪いとかえって安心し、騙されて貢いでしまう人は男女ともにいます」と指摘する。

木嶋被告は2月20日の公判でも、2008年に婚活サイトで知り合った被害者男性のひとり（当時53歳）から、数十万円を何度も受け取ったとし、「（別の交際男性から）それまでにも100万円単位でもらうことが何度もあったので、抵抗はなかった」（時事通信による）と述べた。

木嶋被告は、殺人罪に問われた3事件について、初公判で起訴内容を全面的に否認している。

木嶋香苗と5日間を過ごした男性「あの5日間は幸せだった」
ＮＥＷＳポストセブン2012.02.23 07:00

　婚活サイトで知り合った男性から総額1億円以上をだまし取った詐欺事件で現在公判中の木嶋佳苗被告（37才）。彼女に貢がせた男性たちは次々と不審死を遂げており、亡くなった6人のうち3人については殺人罪などで起訴されている。

　決して美人とはいえない木嶋被告だが、どうして何人もの男性が惹きつけられたのだろうか。木嶋被告の公判を20回傍聴しているコラムニスト・北原みのりさんはこういう。

「法廷での証言を聞いていると、騙された男性たちは、コミュニケーション力が乏しかったようです。そして木嶋被告が凄いのが初めから堂々と“お金をください”といっていること。

“私と会うということは、あなたにとってどんなに素晴らしいことですか”“あなたがお金を出せないということは、私に働けということ。すると忙しくなるからデートできなくなるんですよ。それでもいいんですか？”といういい方をしているんです。そういわれると、男性は不安になって逃がしちゃいけないと思ってしまうんでしょうね」

　女性セブンの取材に応えてくれた、逮捕直前まで同棲していたという男性もそうだった。結婚サイトで知り合い、何度かやりとりするうちに携帯電話の番号を交換するようになり、結婚を前提に交際をスタート。そして「あなたを信用してマンションの住所を教えます」と甘い言葉を囁かれ、彼女のマンションで初めて会うと、その日のうちに借金の相談をもちかけられた。

　それは木嶋被告が経営するお菓子教室が立ち行かなくなり、マンションも出なければいけない状況だという話で、彼女は自分からは金額をいわず、いくらなのかを相手に聞かせるように仕向けたのだった。そして借金の額は240万円だと告げられたという。

　そうした木嶋被告の態度に、男性は「自分だけを信頼し、すべてを正直に話してくれている」と思いこんでしまったようだ。客観的にみれば、あまりにも怪しすぎる展開。だが男性は、このときまた別の思いを抱いていた。

「私は独身が長かったし、看病を続けてきた母が1か月ほど前に亡くなったばかりで、寂しい思いが強かった。それで、彼女との将来を楽しみにしていた面がありました」

　そうしてこうも続けた。

「いまは全部嘘だとわかっています。ただ、一緒にいた5日間は自分にとって幸せな5日間でした」

※女性セブン2012年3月8日号

愛知の４８歳女性不明＝岐阜で特徴似た遺体−車に消火剤、事件か

　愛知県東海市に住む女性会社員（４８）が昨年１１月から行方不明になっていることが２３日、捜査関係者への取材で分かった。２１日、岐阜県御嵩町で女性に特徴が似た遺体が見つかり、愛知、岐阜両県警は女性が事件に巻き込まれた可能性があるとみて遺体の身元確認を急いでいる。
　捜査関係者によると、女性は昨年１１月７日、名古屋市近郊の勤務先の会社を出た後、行方が分からなくなった。女性の家族から愛知県警東海署に捜索願が出されていた。
　その後の捜査で、岐阜県海津市の川などから折れた携帯電話やバッグなど女性の所持品が見つかり、三重県桑名市でも免許証が発見された。車は名古屋市中区の路上で車内に消火剤がまかれた状態で乗り捨てられていた。（2012/02/23-10:46）

渋谷の女性切りつけ　女は福岡市の７４歳「刃物、戦うために持っていた」　
2012.2.23 12:18

　東京・渋谷の東急百貨店東横店１階の通路で通行人の女性（６１）が刃物で切り付けられ重傷を負った事件で、警視庁渋谷署は２３日、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した女を福岡市の７４歳と確認した。

　女は刃物について「何か来たときに戦うために持っていた」と供述しており、渋谷署は刑事責任能力の有無を慎重に調べている。

　渋谷署によると、女は「１８日に新幹線で上京し（事件現場には）２２日の昼ごろに着いた。腰痛がひどくて通路に新聞紙を敷いて座っていた」と説明。逮捕時に現金十数万円を所持していた。

　女は２２日午後４時ごろ、通り掛かった川崎市の女性の胸や腕などを切り付けたとして現行犯逮捕された。動機について「じろじろ見られて腹が立った」と話していた。
関連ニュース

川崎市川崎区の住宅で父親を金属バットで殴り殺害した疑い　32歳の無職男を逮捕

神奈川・川崎市川崎区の住宅で、32歳の男が自分の父親を金属バットで殴り、殺害した疑いで逮捕された。
無職・篠原 正容疑者(32)は22日未明、68歳の父親の頭を金属バットで数回殴り、殺害した疑いが持たれている。
篠原容疑者は、親族につき添われて自首し、逮捕されたもので、調べに対して「勝手に自分の部屋に入ってきたことに腹が立った」と供述しているという。

(ＦＮＮ　02/23 06:36)

“じろじろ見られたので刺した”
ＮＨＫ　2月23日 13時32分

２２日、東京の渋谷駅に隣接する百貨店の通路で女性が刃物で刺されて大けがをした事件で、逮捕された７４歳の女は「百貨店の通路に３時間近く座っていて、じろじろ見られたので追いかけて刺した」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。

この事件は、２２日午後４時すぎ、東京・渋谷区のＪＲ渋谷駅に隣接する「東急百貨店東横店」の１階の自由通路で、川崎市に住む６１歳の女性が腕や胸、背中などを刺されて大けがをしたものです。
警視庁は、現場近くにいた福岡市に住む７４歳の無職の女を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警視庁のその後の調べで、女は「腰が痛くて昼すぎから３時間くらい現場の通路に新聞紙を敷いて座っていた。じろじろ見ながら通り過ぎる人がいたので、見張られていると思い、追いかけてバッグから包丁を出して刺した」と供述していることが分かりました。
また、女は福岡市の病院に入院中でしたが、外泊許可を取って上京していたということで、包丁を持っていた理由について「何か来たときに戦うために持っていた」と話しているということです。
警視庁は当時の詳しい状況を調べるとともに、刑事責任を問えるかについても調べることにしています。

火災当日の安藤さん、灰皿持ち部屋へ…木嶋被告

　男性３人を殺害したとして殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告（３７）の裁判員裁判は２２日、さいたま地裁で被告人質問が続けられた。

　２００９年５月に千葉県の安藤建三さん（当時８０歳）が殺害されたとされる事件で、当日の行動について弁護側が質問した。

　木嶋被告は、同年５月１５日は〈１〉午前９時頃に車で安藤さん宅を訪問〈２〉安藤さんに頼まれて１人で銀行に行き、安藤さんの口座から木嶋被告の口座に１００万円振り込み〈３〉頼まれていた８８万円を引き出して安藤さんに渡した——と説明。１００万円は「借りていたから返す、と（安藤さんから）言われた」と述べ、安藤さんも了解済みだったとした。

　銀行から安藤さん宅に戻った時の安藤さんの様子は、「大変疲れて横になりたいと言って、ベッドに横になった」「４畳半の部屋に入る時に灰皿を持っていった」と述べた。安藤さんがたばこを吸っていたかどうかは「記憶にない」と話した。

　当日使われた車の中から練炭成分が検出されたとの検察側の主張には、「（安藤さん宅訪問の約３か月後に）引っ越す時に練炭を移動した。その時に落ちても不思議でない」と反論した。

　安藤さんは同１５日午後１時頃、自宅が全焼し、焼け跡の４畳半の部屋で遺体で見つかった。弁護側はたばこの火の不始末による火災の疑いがあると主張。検察側は、木嶋被告が安藤さんを睡眠薬で眠らせた後、キャッシュカードを無断使用して１８８万円を引き出すなどして安藤さん宅に戻り、練炭に着火して殺害したと主張している。
（2012年2月23日11時22分 読売新聞）

ＮＨＫ元委託カメラマン、別の男の事件関与主張

　石川県内灘町の海岸で昨年２月、金沢市の主婦福田春奈さん（当時２７歳）が遺体で見つかった事件で、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われたＮＨＫ金沢放送局の元委託カメラマン若生康貴被告（３６）の裁判員裁判の第９回公判が２２日、金沢地裁（神坂尚(しょう)裁判長）であり、被告人質問が行われた。

　無罪を主張する弁護側が犯行への関与を示唆する別の男性について、若生被告は「福田さんの元交際相手」と語り、検察側は若生被告が容疑者にされながらも男性の存在を明かさなかった理由をただした。

　若生被告は、男性について「関西なまりの言葉を話し、長髪」などと特徴を挙げたが、特定につながる情報はあいまいな表現に終始した。

　福田さんに住宅ローンを組む相談をした際、男性を紹介され、２０１０年１１月に初めて会ったと説明。「仕事を引き受ければ金融関係者にローンの口利きをする」とギャンブル関連のホームページ作成を依頼され、現金５００万円を渡されたと主張した。

　その後、男性から金を３倍にするよう脅され、事件当夜とされる昨年２月６日夜は、福田さんが遺棄された海岸で男性ら２人と会っていたとし、別れ際に男性に言われ、初めて車内の血に気づいたと主張。福田さん殺害などの起訴事実を改めて否定した。

　男性の存在を初めて語ったのは、「（逮捕から約１か月後の）昨年３月末、弁護人に対して」と明言。検察側が「なぜ男性の存在を警察に話し、自分が犯人でないと言わなかったのか」と疑問を投げかけると、「警察は信用できず、弁護士にも話すなと言われた」と述べた。若生被告の元妻や母親にも語らなかった理由は「心配かけたくなかった」と説明した。

　神坂裁判長や検察側は、福田さんが行方不明になったことを知った時点で、車内の血と福田さんの不明を関連づけなかったか相次いで聞いた。

　若生被告は「血は脅すためにつけられた動物のものと認識していた」とし、「福田さんは行方不明直前、整形のために家出すると言っていた」とも語った。

　検察側は、若生被告が事件当夜、男性に「恐喝」されていたと主張したことに対し、若生被告がパソコンで「殺人　懲役」「海岸　白骨」と検索した理由もただした。

　若生被告は「私が男に海に落とされたら白骨化するか調べた」などと説明。携帯電話の検索履歴を消去したことは「警察に見られたら、疑われるような語句だったから」と釈明した。

　検察側は、自宅の購入資金が必要だった若生被告が２０１０年１１月末以降、金遣いが荒くなったとして、「福田さんから８００万円が渡されたのでは」と問うと、「違う。数万円なら（家購入に）影響ないと思った」と答えた。

　若生被告の母親が２１日の証人尋問で、結婚後も家賃などの援助をしていたと証言したことは、「母の勘違い」とし、複数の証人と若生被告の主張の食い違いは「証人の記憶違いだ」とした。
（2012年2月23日11時21分 読売新聞）

火災当日の安藤さん、灰皿持ち部屋へ…木嶋被告

　男性３人を殺害したとして殺人罪などに問われた木嶋佳苗(きじまかなえ)被告（３７）の裁判員裁判は２２日、さいたま地裁で被告人質問が続けられた。

　２００９年５月に千葉県の安藤建三さん（当時８０歳）が殺害されたとされる事件で、当日の行動について弁護側が質問した。

　木嶋被告は、同年５月１５日は〈１〉午前９時頃に車で安藤さん宅を訪問〈２〉安藤さんに頼まれて１人で銀行に行き、安藤さんの口座から木嶋被告の口座に１００万円振り込み〈３〉頼まれていた８８万円を引き出して安藤さんに渡した——と説明。１００万円は「借りていたから返す、と（安藤さんから）言われた」と述べ、安藤さんも了解済みだったとした。

　銀行から安藤さん宅に戻った時の安藤さんの様子は、「大変疲れて横になりたいと言って、ベッドに横になった」「４畳半の部屋に入る時に灰皿を持っていった」と述べた。安藤さんがたばこを吸っていたかどうかは「記憶にない」と話した。

　当日使われた車の中から練炭成分が検出されたとの検察側の主張には、「（安藤さん宅訪問の約３か月後に）引っ越す時に練炭を移動した。その時に落ちても不思議でない」と反論した。

　安藤さんは同１５日午後１時頃、自宅が全焼し、焼け跡の４畳半の部屋で遺体で見つかった。弁護側はたばこの火の不始末による火災の疑いがあると主張。検察側は、木嶋被告が安藤さんを睡眠薬で眠らせた後、キャッシュカードを無断使用して１８８万円を引き出すなどして安藤さん宅に戻り、練炭に着火して殺害したと主張している。
（2012年2月23日11時22分 読売新聞）

遺体は愛知の女性会社員か　岐阜で発見、昨年失跡　死後３カ月、死因は溺死
2012.2.23 14:03

　岐阜県御嵩町の山林で２１日に４０〜５０代とみられる女性の遺体が見つかり、衣服の特徴などから昨年１１月、行方不明になった愛知県東海市の女性会社員（４８）の可能性が高いことが２３日、捜査関係者への取材で分かった。愛知、岐阜両県警は事件に巻き込まれた疑いがあるとみて捜査を始めた。

　関係者によると、女性は約１年前から東海市の産業資材の販売会社で営業担当として勤務。昨年１１月７日午後、「岐阜に行ってくる」と営業に出掛けたまま連絡が取れなくなっており、同日夜に家族が警察に捜索願を出した。

　岐阜県警によると、２１日午後１時半ごろ、岐阜県御嵩町美佐野の町道付近の側溝で、女性の腰から下の部分が側溝のふたからはみ出しているのを、道路工事をしていた作業員が見つけ、岐阜県警に通報した。上半身はふたの下になって見えない状態だった。司法解剖の結果、死因は溺死で死後約３カ月が経過していることが分かった。

ＮＨＫ元委託カメラマンに無期求刑…主婦強殺

　金沢市の主婦福田春奈さん（当時２７歳）が昨年２月、殺害された事件で、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われたＮＨＫ金沢放送局の元委託カメラマン若生康貴被告（３６）の裁判員裁判の論告が２３日、金沢地裁（神坂尚裁判長）であった。

　検察側は「若生被告が福田さんを殺害した犯人であることは明らか」と述べ、無期懲役を求刑した。判決は３月２日。

　起訴状によると、若生被告は昨年２月６日夜〜７日未明、金沢市周辺に止めた乗用車内で、福田さんから預かった８００万円の返済を免れようと、福田さんの左首を刺して殺害し、石川県内灘町の海岸砂浜に埋めたとされる。
（2012年2月23日14時11分 読売新聞）

ストーカー殺人、後絶たず…規制法の限界指摘も

　男女関係のもつれなどから相手に執拗(しつよう)につきまとうストーカー行為は、１９９０年代後半から社会問題化した。

　つきまといがエスカレートして、不法侵入や脅迫などの刑事事件に発展するケースもあり、警察庁は９７年、積極的に検挙するよう全国の警察に指示した。

　しかし実際は、ストーカー行為そのものを直接取り締まる法律がなかったうえ、私人間のトラブルに警察は関与しない「民事不介入の原則」が根強く残り、警察の対応は後手に回りがちだった。

　中でも、埼玉県桶川市で９９年、女子大生の猪野詩織さん（当時２１歳）が元交際相手の兄らに刺殺された事件では、警察が事件前に被害者の相談を受けながら何の対応もせず、調書を改ざんしていたことも判明。警察の怠慢に批判が集まる一方、ストーカー行為の取り締まりを求める世論が高まり、２０００年５月にストーカー規制法が成立した。

　同法は、恋愛感情などから待ち伏せしたり自宅に押しかけたり、あるいは頻繁に電話するなどの行為を犯罪ととらえ、明確に禁じた。違反者には、最高で１年以下の懲役または１００万円以下の罰金を科すほか、被害を未然に防ぐため、警察が加害者に警告したり、民間団体の紹介など被害者を援助したりする規定も盛り込まれた。

　全国の警察が発した警告は２０１０年に１３４４件、被害者の援助は同２４７０件（いずれも警察庁まとめ）に上り、件数は年々増加傾向にある。

　ただ、ストーカー行為が一気にエスカレートして、殺人や殺人未遂事件にまで発展するケースも後を絶たない。

　福岡市内で０５年１０月、女性（当時５４歳）が元交際相手の男に刺殺される事件が発生。東京都江東区では１１年１１月、女性（同４４歳）が男に銃で撃たれて殺害される事件があった。いずれも、事前に女性からストーカー行為の被害相談を受けた警察が、ストーカー規制法による警告を男に出していたが、殺人を防げなかったケースで、捜査現場などからは同法の限界を指摘する声も出ている。
（2012年2月23日15時12分 読売新聞）

「トイレ貸して」と侵入し乱暴＝小学生ら被害、41歳男逮捕—大阪府警

時事通信 2月23日(木)17時43分配信
　小学生の女児らが家に1人でいるところを狙い、「トイレを貸して」などと言って玄関ドアを開けさせ乱暴したとして、大阪府警四條畷署などは23日、強姦（ごうかん）致傷容疑などで大阪府門真市江端町、無職石若喜美夫容疑者（41）を逮捕したと発表した。同署によると、既に3事件で起訴されており、「親がいないのを確認して家に入った」と供述している。
　起訴状によると、2010年9月〜11年6月、同府四條畷市と門真市で、当時小中高校生だった少女3人の家に侵入し、乱暴したとされる。　

顔や体に複数のあざ、事件前にも暴行か　ロッキード判事殺害
2012.2.23 20:51

　ロッキード事件の裁判長を務めた元東京高裁判事で弁護士の半（はん）谷（や）恭一さん＝当時（７８）＝が絞殺された事件で、半谷さんの遺体に複数のあざが残っていたことが２３日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査１課は、殺人容疑で逮捕した妻の俊子容疑者（８１）が、事件以前から継続的に半谷さんに暴行を加えていた疑いもあるとみて調べる。

　ただ、長女らが「２人には認知症の兆候があった」と説明していることから、捜査１課は刑事責任能力についても慎重に調べ、俊子容疑者の精神鑑定を行う方針。

　捜査関係者によると、昨年２月、東京都文京区の自宅で見つかった半谷さんの遺体を調べたところ、手や顔など、体の複数箇所にあざがあった。殺害時についたとみられるあざのほか、古いものも確認されたことから、以前から、繰り返し殴られるなどの暴行を受けた可能性があるという。

　また、司法解剖の結果、半谷さんは殺害された際、５分以上の長時間にわたって、のどを圧迫されていたことも新たに判明。捜査１課は、俊子容疑者が半谷さんに対して強い殺意を抱いていたとみている。

　当初、俊子容疑者は「お父さんは糖尿病だった」などと説明したが、捜査１課は病死を装おうとしたとみている。俊子容疑者は、逮捕後も一貫して「殺したりしていない」と容疑を否認している。

殺人で逮捕の男、傷害致死で起訴＝女性店員死体遺棄事件−岐阜地検

　岐阜県下呂市の山林で昨年４月、同県高山市のアルバイト店員長瀬まゆみさん＝当時（４４）＝の遺体が見つかった事件で、岐阜地検は２３日、殺人容疑などで逮捕された元同僚の後藤明弘容疑者（４７）＝別の殺人罪で起訴＝について、傷害致死と死体遺棄の罪で起訴した。
　地検は殺意の立証が難しいと判断した。後藤容疑者は起訴内容を否認しているという。（2012/02/23-18:40）

大分の女児死亡の経緯特定できず　死体遺棄罪で母親起訴へ

　大分県日出町で長女琴音ちゃん＝当時（２）＝の遺体を遺棄したとして、母親江本優子容疑者（３５）＝同町川崎＝が死体遺棄容疑で逮捕された事件で、琴音ちゃんが死亡した経緯の解明を県警が事実上断念したことが２３日、捜査関係者への取材で分かった。

　遺棄したことは認めており、大分地検は２４日にも、江本容疑者を死体遺棄罪で起訴する方針。

　江本容疑者は、昨年９月１３日ごろ、日出町大神の雑木林に琴音ちゃんの遺体を遺棄したとして２月５日に逮捕され、２０日には琴音ちゃんが行方不明になったと、うその内容を県警に通報した容疑でも追送検された。
2012/02/23 21:01 【共同通信】

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神戸のマンションで発見の遺体は住人の８０代夫婦　夫の頭から出血、妻は死後数日超
2012.2.23 23:05

　神戸市北区有馬町の高齢者向け分譲マンションの一室で見つかった男女の遺体は、この部屋に住む８５歳と８３歳の夫婦だったことが２３日、兵庫県警有馬署への取材で分かった。

　同署によると、夫は後頭部の数センチの傷から出血。妻に外傷はなかったが、少なくとも死後数日が経過しているという。夫には認知症の症状があり、２人とも持病があった。

　夫は２２日午前に人工透析を受けるため通院していたという。２人の死亡時期が異なっているとみられ、同署は関係者らから事情を聴くとともに、２４日に司法解剖して死因などを調べる。

　夫婦は２３日午前１０時半ごろ、男性管理人（６２）が夫婦の部屋の新聞受けから朝刊が取り込まれていないことに気付き、チャイムを鳴らしたが反応がなかったため入室。２人が別々の部屋でうつぶせに倒れていたのを見つけた。
関連ニュース

地下組織元隊員「警部銃撃に失敗」…白鳥事件

　１９５２年（昭和２７年）に札幌市警の警備課長だった白鳥一雄警部（当時３６歳）が同市内の路上で射殺された「白鳥事件」で、当時の日本共産党札幌地区委員会の地下軍事組織だった「中核自衛隊」の元隊員が読売新聞の取材に応じ、事件数日前に白鳥警部を銃撃しようとして失敗していたと証言した。

　元隊員は事件前後の状況について手記を執筆しており、近く公表する。

　この元隊員は５７年に殺人ほう助などの罪で執行猶予付き有罪判決を受けた同市在住の高安知彦さん（８１）。当時は北海道大生で、同隊の隊員だった。

　高安さんによると、５２年１月、同委員会幹部が同隊に警部暗殺に向けた「行動開始」を指示。高安さんは警部の出勤時間や帰宅経路などを突き止めた。
（2012年2月24日03時02分 読売新聞）

斎藤被告を詐欺容疑で追送検＝逃走中、偽名保険証で通院−警視庁

　オウム真理教元幹部平田信被告（４６）＝爆発物取締罰則違反罪などで起訴＝をかくまったとして、犯人蔵匿罪などで起訴された元信者斎藤明美被告（４９）が、偽名で入手した保険証を使って通院したとして、警視庁は２４日、詐欺容疑で追送検した。「悪いことをした。責任を取る」と容疑を認めているという。
　同庁は保険証の入手により、逃走生活の継続が可能になったことを重視。偽名を使って入手したことに関しては有印私文書偽造罪の公訴時効（５年）が成立しているため立件を見送った。
　捜査関係者によると、斎藤被告は大阪府東大阪市の整骨院に就職し、偽名として使っていた「吉川祥子」名義で２０００年に保険証を入手した。
　追送検容疑はこの保険証を使って０５年３月〜１１年１２月の４１回にわたり、同市の二つの病院で診察を受け、計１５万円余の医療費支払いを免れた疑い。（2012/02/24-13:35）

大出さん死亡直前「練炭あげた」＝木嶋被告の被告人質問−連続不審死公判

　首都圏連続不審死事件で、殺人や詐欺などの罪に問われた木嶋佳苗被告（３７）の５日目の被告人質問が２４日、さいたま地裁（大熊一之裁判長）であった。木嶋被告は、大出嘉之さん＝当時（４１）＝が死亡したとされる日、別れ話をした後「（大出さんに）練炭とこんろを譲ってほしいと言われたので、差し上げた」と話した。
　木嶋被告は、大出さんと結婚を前提に交際していたが、２００９年８月５日に被告宅で会った際、「（自分とは）価値観が違う発言があり、これ以上交際することはできない」と思って別れ話をしたと述べた。
　その際、８個入りの練炭１箱と練炭こんろ２個を大出さんのレンタカーに積み込み、２人でドライブに出かけ、別れたのは「（大出さんが遺体で見つかった）駐車場だった」と話した。（2012/02/24-13:11）

遺体は愛知の不明女性＝岐阜で発見、事件視野に捜査−両県警

　岐阜県御嵩町の側溝で見つかった身元不明遺体について、岐阜県警捜査１課と可児署は２４日、ＤＮＡ型鑑定の結果、愛知県警東海署に昨年１１月８日に捜索願が出されていた会社員相川比奈江さん（４８）＝同県東海市名和町＝と判明したと発表した。
　相川さんは会社の車で勤務先を出たまま、突然連絡が取れなくなるなどしていた。岐阜、愛知両県警は、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、捜査を進める。（2012/02/24-13:42）

元期間従業員に無期求刑＝マツダ工場１２人死傷−広島地裁

　広島県のマツダ工場で従業員がはねられ、１人が死亡、１１人が重軽傷を負った事件で、殺人などの罪に問われた元期間従業員引寺利明被告（４４）の裁判員裁判の論告求刑公判が２４日、広島地裁（伊名波宏仁裁判長）であり、検察側は「極刑も検討すべきだが、被告の精神状態の影響も考慮せざるを得ない」として、無期懲役を求刑した。
　同日は弁護側の最終弁論なども行われ、結審する予定。
　検察側は論告で、事件当時に引寺被告は通常の責任能力を有し、殺意があったのは明らかと強調。自首についても「成立しない」とした。「１２人の人生を踏みにじった、企業テロとも言える無差別殺傷事件」とし、同社の評判を落とそうなどとした動機についても極めて身勝手で反社会的と非難した。
　また、遺族や被害者への反省の言葉はなく、法廷では愚弄（ぐろう）するような言動を繰り返し「責任は重大で矯正は困難」としたものの、「被告の精神状態を考慮すると極刑はちゅうちょせざるを得ない」とし、無期懲役を求刑した。
　弁護側は、被告が１２人をはねたことを認めた上で、事件時は「心神喪失状態だった」として無罪を主張している。（2012/02/24-12:38）

＜ふくげん＞

死体遺棄罪で３５歳母親起訴　２歳女児を放置、大分
2012.2.24 11:55

　大分県日出町で江本琴音ちゃん＝当時（２）＝の遺体が遺棄された事件で、大分地検は２４日、死体遺棄罪で、母親の無職、江本優子容疑者（３５）＝同町川崎＝を起訴した。

　起訴状によると、江本被告は昨年９月１３日ごろ、日出町の雑木林に琴音ちゃんの遺体を車で運び、放置して遺棄したとしている。

　江本被告は、虚偽内容を県警に通報したとして軽犯罪法違反（虚偽申告）容疑でも追送検されたが、地検は起訴猶予処分とした。

＜削除ふくげん＞

「無免許ばれたくない…」　軽トラックにしがみつく警察官を振り払う危険運転　殺人未遂容疑で男逮捕
2012.2.23 23:50 ［交通事故］

　車にしがみついた警察官を振り払おうと危険な運転を繰り返したとして、大阪府警生野署は２３日、殺人未遂容疑などで同府和泉市唐国町、電気工事業、南山文晴容疑者（５７）を逮捕したと発表した。「無免許運転がばれるのがいやだった」と容疑を認めているという。

　逮捕容疑は２２日午後７時半ごろ、大阪市生野区生野西の路上で、軽トラックで一方通行を逆走したのを同署地域課の５０代の男性巡査長が見つけた際、車を後退させて巡査長の自転車にぶつけ、さらに運転席付近にしがみついた巡査長を振り払おうと前進と後退を繰り返すなどし、殺害しようとしたとしている。巡査長は右手親指に軽いけが。