休業要請中の歌舞伎町で大乱闘 ケツ持ちヤクザ“スカウト狩り”の全貌
10/31(土) 9:26配信
日刊ゲンダイDIGITAL
東京新宿・歌舞伎町(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ
事の発端は東京・新宿歌舞伎町で「掟破り」とされていたスカウトの引き抜きだった。
警視庁組織犯罪対策4課は28日、スカウト狩りに関わったとして、指定暴力団住吉会系幸平一家傘下「賢総業」の幹部、吉川八代隆(49)、組員の河合喬(30)、同幸平一家傘下「聡仁組」の組員、森岡英治(31)、小松征信(38)ら4容疑者と、スカウトの西田寛昭(35)、桑村俊和(35)、小長谷研人(30)ら3容疑者を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。
新型コロナウイルスの感染拡大で休業要請が呼び掛けられていた今年6月、歌舞伎町のド真ん中で、ヤクザとスカウトによる壮絶なバトルが繰り広げられた。
4日午後10時15分ごろ、河合容疑者が区役所通りでスカウトの西田容疑者を見つけるやいなや、襲撃をかけ、お互い入り乱れてボッコボコの殴り合いになり、数人が路上に投げ飛ばされた。河合容疑者ら組員4人は、さらに別のスカウト(29)につかみかかり、顔面や頭部、尻や腹をブン殴り、そばに止めてあった自転車を相手の腰付近に投げつけた。暴力団員たちは連日、歌舞伎町に繰り出し、スカウトの姿を見つけては暴行を加えていた。警視庁は捜査本部を設置して防犯カメラを分析し、関与した人物を特定した。
西田容疑者と桑村容疑者は数百人の規模を誇るスカウトグループ「ナチュラル」の代表で、名字こそ違うものの血がつながった双子だ。小長谷容疑者は2人の実弟にあたる。兄弟は数年前から賢総業を後ろ盾にして新宿で活動を始め、次第に渋谷や六本木まで範囲を広げ、人材も資金力も豊富だった。
10/31(土) 9:26配信
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東京新宿・歌舞伎町(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ
事の発端は東京・新宿歌舞伎町で「掟破り」とされていたスカウトの引き抜きだった。
警視庁組織犯罪対策4課は28日、スカウト狩りに関わったとして、指定暴力団住吉会系幸平一家傘下「賢総業」の幹部、吉川八代隆(49)、組員の河合喬(30)、同幸平一家傘下「聡仁組」の組員、森岡英治(31)、小松征信(38)ら4容疑者と、スカウトの西田寛昭(35)、桑村俊和(35)、小長谷研人(30)ら3容疑者を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。
新型コロナウイルスの感染拡大で休業要請が呼び掛けられていた今年6月、歌舞伎町のド真ん中で、ヤクザとスカウトによる壮絶なバトルが繰り広げられた。
4日午後10時15分ごろ、河合容疑者が区役所通りでスカウトの西田容疑者を見つけるやいなや、襲撃をかけ、お互い入り乱れてボッコボコの殴り合いになり、数人が路上に投げ飛ばされた。河合容疑者ら組員4人は、さらに別のスカウト(29)につかみかかり、顔面や頭部、尻や腹をブン殴り、そばに止めてあった自転車を相手の腰付近に投げつけた。暴力団員たちは連日、歌舞伎町に繰り出し、スカウトの姿を見つけては暴行を加えていた。警視庁は捜査本部を設置して防犯カメラを分析し、関与した人物を特定した。
西田容疑者と桑村容疑者は数百人の規模を誇るスカウトグループ「ナチュラル」の代表で、名字こそ違うものの血がつながった双子だ。小長谷容疑者は2人の実弟にあたる。兄弟は数年前から賢総業を後ろ盾にして新宿で活動を始め、次第に渋谷や六本木まで範囲を広げ、人材も資金力も豊富だった。