東京・世田谷区の住宅街では、今月25日から26日にかけて、スクーターに乗った中年男が、下半身を露出させながら走り回る姿が二日連続で相次いで目撃されており、警察は同一人物による公然わいせつ事件とみて、この男の行方を追っている。
警視庁世田谷警察署によると、世田谷区野沢3丁目付近で26日午後2時40分ごろ、黒いスクーターにまたがった男が、履いていたジーンズを下げて男性器を露出させたまま、通りすがりの子供に向かって「一緒に遊ばない?」などと声をかけた。
目撃した子供が驚いて叫び声をあげると、男はそのままスクーターに乗って逃走したという。
また、前日の25日午後4時10分ごろには、周辺で特徴がよく似た男が、わざわざ通行人の子供の前でバイクを止めて、露出した下半身を突き出して見せる事件があったばかり。
目撃者によるといずれの事件も、男は年齢40〜50代くらいで、小太り体型、白い半キャップのヘルメットをかぶっていて、黒いジャンパーを着ていて、茶色のサングラスをかけており、黒のスクーターに乗っていたという。
26日には、マスクで表情を隠し、黒の小さめのリュックサックを背負っていた姿が目撃されている。
現場は、東急東横線「学芸大学駅」と、東急田園都市線「駒沢大学駅」の間に位置する環七通りに近い住宅街で、警察が公然わいせつ事件とみて男の行方を追っている。
【問合せ先】世田谷警察署 03-3418-0110(内線2652)
【日時】2017年02月27日(月) 10:51
【提供】ハザードラボ