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　5月24日、Bリーグの年間王者を決める「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024－25」の第1戦が横浜アリーナで開催。3年ぶり、かつリーグ最多3度目の優勝を狙う宇都宮ブレックス（東地区1位）が琉球のゴールデンキングス（西地区1位）と激突し、81－68で宇都宮が白星を先取した。

　宇都宮は控えの若手ガード、小川敦也が存在感を発揮。5本中3本の3ポイントシュートを決めてチームに勢いをもたらすと、ドライブから得点やアシストにつなげていき、献身的なディフェンスも披露した。試合後の会見に登壇した小川は「アグレッシブにプレーできた結果がつながったので、明日もアグレッシブにオフェンスもディフェンスも取り組んでいきたいです」と、自身のプレーを振り返った。

切れ味鋭いドライブで敵陣を突破する小川（中央）［写真］＝B.LEAGUE

　ともに登壇した比江島慎からも賞賛のコメントが贈られるなか、小川は「1勝はできていますが、琉球さんも三遠（ネオフェニックス）戦で劇的な勝利をしたように、自分たちは千葉（ジェッツ）戦も2戦目は落としてしまったので」とコメント。準決勝での経験を生かし、第2戦でも油断のない戦いを展開したいようだ。

「次の2戦目っていうのは、勝った方が優勝するというぐらいの気持ちで、一戦一戦大切に取り組みたいと思います」（小川）

　自己最多得点に並ぶ15得点を挙げ、25得点6アシストのD.J・ニュービルや5得点6リバウンド5アシストの比江島慎らとチームをけん引した小川。大舞台で成長を続ける大型ガードには、続く2戦目でも優れたパフォーマンスが期待される。

【動画】自己最多タイに並ぶ15得点を挙げた小川！