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国民民主党から夏の参院選比例代表に立候補予定の山尾志桜里元衆院議員は4日、自身のX（ツイッター）に「出馬会見をさせてください」と書き込み、記者会見を開催する意向を示した。山尾氏は公認が発表されて以降、一度も会見を開いておらず、交流サイト（SNS）上で過去の不倫疑惑などについて説明を果たしていないとの指摘が出ていた。

山尾氏は会見を開かなかった理由について、「私の発信や会見が党に与える影響を読むことができない」などと釈明。「それ以上に党内外から会見を求める声を頂戴し、何より有権者に判断材料を提供する民主主義の要請」と説明した。実施時期については「先送りすべきではない。おって詳細をお伝えする」との意向を示した。

国民民主は5月14日、山尾氏ら4人を参院比例代表に公認候補として擁立すると発表。ただ、党支持者から「公認にふさわしくない」などとして反発が広がり、党支持率下落の一因となっていると指摘されていた。玉木雄一郎代表は今月3日、「（山尾氏が）本当に当選しよう思っているのであれば、疑問にしっかり答えていく責務がある。必要であれば会見をすると思うし、すべきであると伝えている」と促していた。