🗞️ ニュース総合

30日のきょう、東京は日中の最高気温が3月並みの20℃まで上がる予定で、花粉の飛散を警戒している人もチラホラと見られる。

そうしたなか、民間の気象会社ウェザーニューズ社が、関東や九州の早いところでは2月初めから飛散が始まり、西日本では飛散量が4〜10倍以上となるエリアもあるという予想を発表した。

スギは冬の寒さで休眠から目覚め（休眠打破）、寒さがピークを超えて暖かい日が増え始めると花粉を飛ばし始める。

ウェザーニューズ社によると、2月の西・東日本の気温は、平年並みか平年よりやや低くなると予想されることから、今年の花粉シーズンは平年並みの2月初めに突入する見込み。

全国的に飛散量が少なかった2016年に比べ、今シーズンは昨年夏の猛暑の影響を受けて一気に増加。

西日本では広範囲で3年ぶり、とりわけ京阪神地区では4年ぶりの大量飛散となるおそれがあり、飛散量は4〜10倍以上になるエリアもあるというから、これまで花粉症の症状が比較的軽かった人も十分な対策が必要だ。

一方、関東甲信地方と東北地方では、飛散量は例年並みの予想。

シーズンのピークは全国的に3月上旬〜中旬、東北ではそれ以降になる見込みで、花粉症持ちにとっては、長くつらい春が待ち構えている。