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東日本と西日本では、先月16日ごろから気温が低い状態が続いている。

気象庁は15日、「長期間の低温に関する情報」を発表し、「この寒さは今後1週間程度続く」という見通しを発表した。

北極圏上空から南下する強い寒気の影響で、全国の広い範囲で低温状態が続いている。

11月16日から今月14日までの平均気温は、東京8.6℃、新潟市5.1℃、名古屋市7.7℃、大阪9.0℃など、いずれも平年に比べて1〜2℃程度下回っている。

今後1週間程度は強い寒気が流れ込み、低温状態が続く見込みで、気象庁は山地を中心に積雪や路面の凍結に注意するとともに、農作物の管理等にも気を配るよう呼びかけている。

厳冬が続くと気になるのが野菜の値上がりだ。

ふだんからスーパーマーケットに行く人は、ここ数週間、レタスやキャベツなどの葉物が軒並み高騰していることに気づいているだろう。

本格的な鍋シーズンを迎えたが、白菜やキャベツ、レタス、ほうれん草などの葉物野菜は、10月の長雨や台風の影響で、葉の損傷や生育が低下して、全体的に肥大不足が続いている。

東京中央卸売市場によると、今月7日までの1週間の、1日あたりの平均入荷量は、レタスが前年比70%、キャベツ94%、ほうれん草63%、春菊85%といずれも低い数字となっている。

一方、大根やかぶ、にんじんなどの根菜類、ジャガイモや玉ねぎの土物類はいずれも平年並みだという。

ホワイトクリスマスはロマンティックだが、寒さで寝込んでしまうことのないよう、体調管理には気をつけてほしい。