三菱商事のグループ企業が輸入したスリランカ産の紅茶のティーバッグから、食品衛生法で決められた基準値を上回る農薬が検出されたとして、輸入元の「エム・シー・フーズ」が回収すると東京都に届け出た。
リコールの対象となるのは、スリランカから輸入した「フレッシュセイロン紅茶ティーバッグ」(賞味期限:2020年4月/50袋)、「ハルゴーラ茶園ティーバッグ」(2019年7月/15袋)、「1001 Nightsティーバッグ」(2018年10月/15袋)と「イングリッシュブレックファストティーバッグ」(2020年10月/50袋)の4種類。
エム・シー・フーズによると、残留農薬に関する自主検査を行なった結果、食品衛生法の基準値(0.01ppm)を3倍から最大で17倍上回る除草剤「MCPA」が検出された。
食品安全委員会の基準では、1日あたりの摂取量が体重1キロあたり0.0019mgとされており、45キロの人が0.17ppmのMCPA残留紅茶葉を毎日250杯ほど飲んでも、健康に影響を及ぼす可能性は低いという。
製品を送料着払いで下記宛に送ると、代金分をクオカードで返金するとしている。
【この件に関する問い合わせ先と製品送付先】
株式会社エム・シー・フーズお客様相談室フリーダイヤル:0120-341410
受付時間:平日午前9時〜正午、午後1時〜5時
〒100-0005東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル6階
【日時】2018年02月28日(水) 18:27
【提供】ハザードラボ