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■軽自動車でも宿泊はできる
軽自動車のネックはちょっと一休みするのも窮屈なところでしたが、もはや多くの軽自動車ではそんなことも無くなってきました。

しかし、さすがに車中泊となるとどれでも全然、大丈夫とまではいきません。

軽自動車で維持費を抑えるだけでなく、旅行好きならその宿泊代も車中泊にして節約したいという贅沢な欲求も湧き出ているのでしょう。

これに応えてくれている軽自動車も次々に登場しています。

車中泊の最低条件はフルフラットシートになることですが、その中からこれはと思った車を抜粋してみました。

■車中泊もこれなら大丈夫と言える軽自動車
旅行先の休憩ではなく一晩、車内で熟睡するとなると、やはりフルフラットそれもできればホテルに近い環境になって欲しいものです。

そんな難しそうな条件を備えている軽自動車も以下のような車で現実にしてくれているのです。

・ウェイク（ダイハツ）
軽自動車なら、まずはダイハツの車から目は離せません。

「どでかく使おう、ウェイクだよ」と言う通り、どでかいキャンピングカーの気分で使えるところが売りの車です。

軽自動車でありながら、ショッピング用の車として設計されておらず、アウトドアユースをメインにしているのです。

シートの倒し方次第で荷物と人とが効率良く配置させられます。

荷物スペースの下にもアンダートランクがあったりと、キャンプグッズやクーラーボックスなどの荷物も余裕で積み込めるのも魅力です。

シートには撥水性もあり屋外での汚れにも強くなっています。

・アトレーワゴン（ダイハツ）
ウェイクの技術を活かして車中泊用として「楽旅」モデルも登場しています。

より室内環境に近づけた内装に特徴があります。

・N-BOX（ホンダ）
軽自動車の限界を超えた軽自動車と言われ人気のN-BOXは、車中泊にももってこいです。

車中泊をするためのカーテンやシェードが備え付けられたパッケージバージョンもあります。

トータル的にも軽自動車でトップセールスを維持している名車ですので、必ずチェックはしておきたい車です。

・ハスラー（スズキ）
外見は小ぶりの割には車内が広くなっています。

後部ドアが開けやすく選べるカラーも多いなどで主に女性に人気があるようです。

それでもアウトドアユーザーをターゲットにした工夫がされています。

シェード、カーテンなども取り揃えられます。

・エブリィワゴン（スズキ）
ワゴン車のイメージ通りの荷台の広さが確保されています。

スライドドアも使い勝手が良いものです。

ただし、乗用車としての快適感は期待しづらいものではあります。

・ピクシスバン（トヨタ）
トヨタには軽自動車のイメージはありませんが、トップメーカーらしい気遣いのある車になっています。

広さはもちろん、小物入れなどユーティリティの高い装備が充実しています。

まだまだ他にも良さそうな車はありますが、こうしてこれだけの文字数だけでアピールされてもどれもこれも良さそうな車ばかりでしょう。

実際にはドアを開け閉めしてみたりシートを倒して寝転がってみたりと、販売現場で遠慮なく試してみるべきです。

寝転がってみれば、天井の高さも幅の感覚も見た目とは違ったりもするのです。

それと単に寝心地だけでなく細かな作りの違いやオプションで付けられるアイテムなども検討の対象にするべきでしょう。

それでも甲乙つけ難い車が選択肢に残るかもしれませんが、最後はネーミングなどの機能には関係ないところで簡単に決めてしまうのも大切です。

反対にフィーリングが合わないのに性能や人気などに釣られてしまっては、きっと後悔することになります。

軽自動車とは言え、高価な買い物ではありますので納得の一品を手に入れようではありませんか。