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人気YouTuberのカノックスターが6月30日、『平林先生のことで大炎上している件について。』を投稿。マナー講師の平林都氏を擁護したことで、カノックスターにも非難が向いていることに言及した。

マナー講師・平林都氏を擁護

発端は今年5月、NHKのバラエティー番組『チコちゃんに叱られる！』にマナー講師の平林氏が出演したことにある。番組の台本に従った平林先生だが、その厳しい指導に対してネット上ではバッシングの声が殺到していた。

とはいえ平林氏の厳しい指導は、YouTuberたちにおいては“キャラ”として親しまれており、むしろマナー講師モードの鬼面と通常モードの優しくチャーミングな性格とのギャップが人気を博していたところ。

今回の件について、平林氏は自分がテレビ向きではないと割り切っているそうだが、カノックスターはこれまで複数回にわたりコラボしてきた平林氏のどこか元気のない様子を見かねたようで、6月24日に平林先生を擁護する動画を公開したのだ。

ところが、その動画での発言が記事となり、Yahoo！ニュースで炎上する事態に。今回の動画では、平林氏を擁護した動画に非難の声が集まっていることに触れ、カノックスターは異議を唱えている。

テレビは「平林先生の活かし方を間違えてしまった」

カノックスターは、平林氏が出演したテレビ番組について、「人間っぽい優しい部分を編集で入れないと悪い人に見えちゃう」と番組の編集に落ち度があると指摘。怒っているシーンばかりを使っているため、平林氏が非難を差し向けられるのは当然と同情を示した。

平林氏からすると、テレビ番組に用意された筋書き通りの仕事をしただけで、「記事が何個も出てコメントが何百件と付いている」状況だ。カノックスターはこの事態を「めちゃくちゃしつこい」と一蹴し、当事者の苦悩を察するよう忠告している。

カノックスターいわく、平林氏の指導は「コメディっていう考えを持って、分けて、考える頭を持ってるから楽しめる」もの。視聴者からそのように受容されてきたからこそ、YouTubeで人気を博したというわけだ。

テレビは「平林先生の活かし方を間違えてしまった」と話すカノックスター。平林氏の人間的な魅力に触れたうえで、問題の番組について「怒る部分だけ切り取れば面白いと思ったんでしょ」との見解を示した。

平林氏について「ただ可哀そう」と嘆息したカノックスター。これからもテレビ番組では叶わない、平林氏との楽しいコラボ動画を届けて欲しいところだ。