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20日に放送されたバラエティ番組『アメトーーク！』（テレビ朝日系）に人気若手女優の新川優愛（しんかわ・ゆあ／20）が出演。

お笑いコンビNON STYLEの井上裕介（34）のことが好きだと告白し、ネットで話題となっている。

この日の番組には「USJ大好き芸人」が集結し、ゲストとして登場した新川を交え、大阪にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパンの魅力についてのトークが繰り広げられた。

しかし新川が発したひと言は、番組後半になっても視聴者の心に妙な違和感を残し続けることとなった。

スタジオに登場するときから、どこかソワソワした様子を見せていた新川。

その様子を認めたMCの宮迫博之（44）が「緊張してるの？」と聞くと、新川は恥ずかしそうにうなずき、「この中に好きな人がいる...」と発言するのだった。

彼女の言葉に一瞬で色めきだったのは、もちろん出演芸人たち。

スタジオには、TKOの木下隆行（42）、陣内智則（40）、サバンナの高橋茂雄（38）などがいたが、一様に大きなリアクションを見せていた。

その後、新川は宮迫の耳元で好きな人物の名前を告白。

驚きの声を上げる宮迫に向かって、「格好いい」と理由を明かし、新川のタイプがノンスタ井上だと判明した。

これを受けた井上は、「のちのちUSJでデートとかできるかも」とまんざらでもない様子で、芸人たちからブーイングを浴びながらも、余裕の笑顔を見せていた。

この新川の発言には、ネット上でも「幻滅」「趣味悪すぎ」といった声のほか、「新川優愛が井上好きとか勇気もらえる」「オレの人生にも希望がある」などのコメントが寄せられており、新川から好意を持たれながらも、再び井上の嫌われ具合が浮き彫りになった。

「毎年開催されている『吉本ブサイクランキング』で、2012年から3年連続1位となり殿堂入りし、女性ファッション誌『an・an』（マガジンハウス）による"目の前に大金を積まれても結婚したくない芸人"や、『マンスリーよしもとPLUS』（ワニブックス）の"ダサい芸人ランキング"で1位を獲得するなど、井上さんは好感度とは無縁。ネット上でも彼の評判は"キモい"や"生理的に無理"といったものばかりが目立ちます。しかし、そんな彼でもメディアへの露出は相方の石田さんより圧倒的。石田さんが舞台の演出や脚本に忙しいとはいえ、井上さんの活躍は同世代の芸人と比べても多いでしょう。その理由は、どんなに嫌われても打たれ強く、常にポジティブなリアクションを取ることに尽きる。たとえ最初は井上さんのナルシストな雰囲気に嫌悪感を抱いても、延々とそれを続けられると、やがて諦めのような感情がわいてきますから不思議。その結果『またやってるよ』といった視線で見始めると、次第に彼の言動は笑えるものになります。2010年あたりから、彼の"うぬぼれ具合"が注目を集め始めましたが、すでに多くの視聴者の感情は嫌悪感から諦めに変わっているのかも」（芸能ライター）

「イケメンすぎる」と皮肉を持って呼ばれる井上だが、今年の夏にはTwitter上でのファンとのやりとりが、まさに"イケメン"だと話題になっている。

たとえば井上は、「井上裕介の顔面スコア→37点」とコメントを寄せられると、「37点満点でしょ!!」と返事をし、「フォロー外した　おもんない」と言われれば、「今までフォローしてくれて、ありがとう!!」とリツイートするなど、見事なポジティブ返しを披露。

批判的な意見を正面から受け止め、誰も傷つけない投稿は、多くのネットユーザーから称賛されるものだった。

しかし今回の番組の中で新川は、井上のルックスに好感を持っていると発言した。

特殊とはいえ、井上の内面に惹かれたというのなら、まだ納得できるのだが...。

「新川さんといえば、かつて出演したバラエティ番組で、グラビアの撮影現場では"ニップレス姿でウロウロ"することを明かすなど、刺激的な発言をすることがあります。また、18歳のころに出演したドラマ『GTO』（フジテレビ系）では堂々の下着姿を披露し、初主演を果たした特撮ドラマ『衝撃ゴウライガン!!』（テレビ東京系）でも入浴シーンに挑戦しています。そんな彼女はとにかく肝が座っている印象があります。今回の発言も、その大胆さが招いたものではないでしょうか。彼女とすれば、単に井上さんの顔がタイプなだけで、なぜこれほど騒がれているのかわからないのかも」（業界関係者）

2015年新春には大型時代劇ドラマ『大江戸捜査網2015　〜隠密同心、悪を斬る！』（テレビ東京系）に出演する新川。

女優として評価を高める新川だが、芸能界屈指の嫌われ者である井上を好きと公言したことによって、多くの人が知ることとなったことは間違いない。

物怖じしない性格で、女優業にバラエティにと活躍の幅も広がりそうだ。

（文＝峯尾）著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）