きゃりーぱみゅぱみゅの13thシングル「Crazy Crazy (feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu) / 原宿いやほい」(ワーナーミュージック・ジャパン)が初動3,928枚に留まり、世間に衝撃を与えている。
18日にリリースされた同シングルは、中田ヤスタカのソロ曲とのダブルA面。
「原宿いやほい」は、きゃりーが「原宿でいやほい!」と繰り返すサビが印象的な楽曲となっている。
しかし、1月30日付のオリコン週間CDシングルランキングでは、初登場15位と寂しい結果に。
最も勢いがあった5thシングル「にんじゃりばんばん」の初動2万6,648枚の、約7分の1のセールスだ。
なお、初動が1万枚を切るようになったのは、おととし9月リリースの11thシングル「Crazy Party Night〜ぱんぷきんの逆襲〜」以降。
10thシングル「もんだいガール」は、初動1万6,032枚のヒットを記録したが、「Crazy Party Night」で7,677枚までガクッと下がり、昨年リリースの「最&高」は初動5,009枚とさらに落ち込んだ。
「『最&高』は、楽曲の販促効果抜群といわれるコカ・コーラのタイアップがついていたにもかかわらず、大惨敗。これまでの2形態から、『原宿いやほい』は1形態のみでの発売だったことも数字が伸びなかった一因と考えられるものの、『原宿いやほい』のMVには既視感が漂い、『またこの感じか……』と世間に飽きられた感は否めない」(音楽ライター)
きゃりーといえば、全盛期の2013年には12社のテレビCMに出演していたものの、ここ最近は激減。
おととし、『NHK紅白歌合戦』に落選した際には、自身のTwitterで「スタイリストさんが送ってくれた言葉が染みすぎて朝からずっと泣いてる」(後に削除)と悔しさをにじませていた。
「同じく中田ヤスタカがサウンドプロデュースを務めるPerfumeは、所属事務所のアミューズのイメージ戦略が成功しており、変わることなくファンがついてきている印象。一方、きゃりーは、恋愛スキャンダルや、ネット炎上、バラエティ番組進出などの影響で、カリスマ性が低下。下火感が否めない。来年で25歳を迎えることもあり、何か手を打たないと完全にオワコン化するのも時間の問題」(同)
21日発売の著書『あたしアイドルじゃねぇし!!!』(東京ニュース通信社)では、「日本は異常だ」「異常に気づない人こそ、異常です」と、ネット社会に警鐘を鳴らすきゃりー。
「カワイイ」のカリスマだった彼女は、一体どこへ行くのだろうか?
【日時】2017年01月27日(金) 17:00
【提供】日刊サイゾー