TOKIOにとって象徴ともいえる番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が、いよいよ窮地に陥ったようだ。
もともとネタのマンネリ化が叫ばれていたが、山口達也が脱退したことによる“人手不足”が顕著になり、視聴率も下降を続けている。
山口をめぐっては、少女へのわいせつ行為が発覚し、4月に書類送検されたことが明らかになった。
山口は無期限謹慎処分となっていたが、5月6日にTOKIOを脱退すると共に、ジャニーズ事務所を退所。
これによりTOKIOは4人での活動を余儀なくされた。
新体制となって初の『DASH!!』の放送回(5月12日)は視聴者の関心も高く、20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマーク。
その後も、ほぼ毎回15%超えを果たしていたが、ここにきて、様相が変わってきた。
7月1日は14.2%にとどまり、4人体制後、最低の視聴率を記録。
同8日は13.9%で、今年初の13%台に転落。
同15日も14.0%で、低迷が続いている。
「新企画『俺たちのDASHカレー』をスタートさせたりで、なんとかネタのマンネリ化を脱却しようとはしていますが、深刻なのは山口の脱退による“人手不足”です。メンバーも個々の活動がありますから、全員が毎回『DASH!!』に出演できるわけではありません。それでも山口がいた5人体制時代は、そんなに気にはなりませんでした。しかし、4人となると、メンバーの“欠席”が目立つのです。元来、国分太一は帯番組を持っているので、出演機会が少なく、ここ最近では松岡昌宏もドラマなどの撮影で多忙のため、欠席が多いのです。7月8日の放送回で出演したのは城島茂と長瀬智也の2人だけ、15日は城島1人だけだったのですから、これではTOKIOの番組とはいえませんし、視聴率が下がってしまうのも当然でしょうね」(テレビ誌関係者)
これまで、『DASH!!』といえば、NEWSらのジャニーズ後輩メンバーたちが応援出演することも多かったが、相次ぐメンバーの不祥事もあって、起用が見送られている状態。
そんなわけで、最新の15日放送回で“助っ人出演”したのは、なんと局アナの桝太一という体たらくだった。
根強い人気を誇ってきた『DASH!!』だが、山口の脱退による“人手不足”というマイナス効果がジワジワと響いてきた。
このままの状態が続くようなら、人気番組の座から陥落しかねないだろう。
【日時】2018年07月23日(月)
【提供】日刊サイゾー