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タイ南部プーケットで最も人気のあるビーチ・パトンビーチで、海の水が黒ずむという事態が発生しました。タイ国営メディアNNTが2023年4月4日に伝えています。

プーケット漁業局は、パトンビーチ沿いの海水が黒ずんでいるのはプランクトンの発生によるものだと説明し、当局はこの現象が観光に影響を与えるとは考えていないとしています。

この発表は、パトンビーチから流れる黒く濁った水の写真がSNSで拡散された後に行われました。パクバン運河の河口からパトンビーチにかけての海水が黒くなり、観光客は海に入るのを避けるようになりました。

プーケット漁業局のSitthipol Muangsong局長は、報道陣を率いてパトンビーチを視察。その結果、この現象は毎年起こる自然現象であるプランクトンブルームであることが判明しました。この現象は、海水が茶色、赤、緑、または黒く濁る原因となります。

プーケット当局は、この色は水中のプランクトンの濃度が高いことに対応していると説明しました。

また、この現象は一般に、潮の満ち引きや風向きの変化により夏に発生し、短時間しか続かないとも述べています。さらに、プーケット漁業局は、念のためプーケット海洋生物センターに依頼して、ビーチの海水のサンプルを採取し、検査を行う予定であることを明らかにしました。

サンプルは水質を分析し、地元の人々や観光客が安心して過ごせるようにする予定です。

■Darkened Water in Patong Caused by Plankton Bloom | NNT