🌎 国際ニュース

　マカオ政府統計調査局が5月19日に公表した資料によれば、今年（2023年）4月の総合消費者物価指数（2018年4月〜2019年3月＝100）は104.43で、前年同月から0.85%の上昇だった。22ヶ月連続上昇。

　前年同月比での主な上昇要因は外食費、学費、ホームヘルパー報酬の上昇、さらにはホテル客室、フルーツ、ガソリン価格の値上がりで、住宅家賃の値下がりと航空券価格の下落が一部を相殺したとのこと。分類別では、教育（+9.99%）と家庭設備・サービス（+4.68%）の指数が大幅上昇した一方、住宅・燃料（-1.97%）は下落に。

　また、今年4月の総合消費者物価指数は前月から0.15%上昇。ホテル客室価格の上昇及び夏物衣料の登場により、レジャー・文化と衣類・履き物の価格指数がそれぞれ1.32%、0.93%上昇。食品・ノンアルコール飲料の価格指数についても、外食費と野菜・フルーツ小売価格の上昇により0.41%上昇。一方、交通、家庭設備・サービス、酒・たばこの価格指数はそれぞれ0.52%、0.20%、0.20%の下落。

　今年4月までの12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、1年前の同時期から0.99%上昇。分類別では、家庭設備・サービス（+9.93%）、教育（+7.17%）、交通（+3.94%）の価格指数が顕著な上昇。

　今年1〜4月の総合消費者物価平均指数は前年同時期から0.81%上昇。

マカオ半島中心部の町並み（資料）－2019年9月、ポンテ16にて本紙撮影