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多数の麻薬類をオンラインで密かに販売したグループと、彼らから購入した未成年者などの使用者が警察に捕まった。

ソウル・チュンナン（中浪）警察署はヒロポン・大麻・ケタミン・LSD・合成大麻など麻薬類5種類をテレグラムを通じて販売したA（29）ら麻薬の売人3人と、単純使用者5人の計8人を検挙したと明らかにした。

警察によると販売業者AとB（30/女性）は同居する恋人関係で、ことし5月初めからテレグラムなどを通じて大量購入した麻薬類を小分けにして、販売した疑いをもたれている。

他の販売業者C（43/拘束）は過去に麻薬販売により2021年8月、インチョン（仁川）地方裁判所で懲役2年6か月を言い渡され、ことし2月に満期出所したが、累犯期間中に再びヒロポンを販売した。

去る9日、AとCは拘束令状が発付され、Bと使用者5人は不拘束で麻薬類管理法違反の疑いで検察に送致された。

警察は先月19日、Cに対する情報を収集し、同月30日に逮捕・押収・通信令状を発付してもらい、リアルタイム位置追跡を通じて住居地付近でCを検挙した。この過程で約60人投薬分のヒロポン1.8グラム（90万ウォン/約9万円相当）と注射器8本などを押収した。

その後、調査を通じてCから麻薬類を購入した単純使用者4人を去る2日、検挙した。使用者の中には歌手志望生や未成年者も含まれた。特に、未成年者の使用者はテレグラムを通じて麻薬の売人に会って、モーテルでヒロポンと水を希釈して注射したことがわかった。

また、警察は売人AとBを追跡して去る6日、キョンギド（京畿道）ウィジョンブ（議政府）市のあるマンションで現行犯逮捕した。恋人である彼らは麻薬類を購入し、テレグラムで2つのIDを使用して、チャットルームを管理するなど各自役割分担した。検挙当時、トイレでガストーチなどを利用して、使用した道具を燃やそうとするなど証拠隠滅を図った。

警察は現場でヒロポン3.1グラム（100回投薬分/155万ウォン相当）、大麻0.5グラム（1回投薬分/9万ウォン相当）、ケタミン4.3グラム（143人投薬分/140万ウォン相当）、LSDフィルム2枚（長さ1.8センチ/4回投薬分/30万ウォン相当）、合成大麻10ミリリットル5本（100回投薬分/400万ウォン相当）と注射器・電子タバコ・工具など大量の証拠を押収した。