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凶器を手に乱闘騒ぎを起こしていた不法滞在者の外国人を男女の警察官コンビが制圧。警察は、迅速に被疑者を制圧した2人を表彰する予定だ。

去る20日、キョンギ（京畿）南部警察庁112治安総合状況室によると、17日午前5時ごろアンサン（安山）市の住宅街から「外国人がけんかをしている」との通報が入り、管轄の警察官2人が出動した。

現場に到着した警察官は、両手に凶器や酒の瓶を持って乱闘していたモロッコ人を確認。止めるように呼び掛けたが騒ぎが収まらなかったため、追加で警察官の派遣を要請し、1.5メートルの警棒とテイザーガンを使って現行犯逮捕したという。検挙の過程で、負傷者は1人も出さなかった。

取り調べの結果、逮捕された外国人は不法滞在者で、モロッコで死去した兄に会いに行くために「強制出国」となるように犯行に及んだと供述した。

警察は特殊公務執行妨害の疑いで、不法滞在者の取り調べを進めている。

京畿南部警察庁112治安総合状況室のパク・ギソンチーム長は「2人の警官が安全な検挙作戦によって事件を解決したことについて、表彰する予定」と明かした。