韓国の無所属ユン・ミヒャン(尹美香)議員が「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の後援金を私的な用途として横領していたことが確認された。そんな中、朝鮮日報は5日、ユン議員の後援金流用容疑に関する具体的な横領内訳を単独報道した。報道によると、ユン議員は2011年から昨年にかけて、慰安婦関連の後援金1億ウォン(約1000万円)余りを引き出した容疑がもたれている。彼女は当時、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)代表、正義連理事長を務めていた。これにより検察は昨年、横領、補助金不正受給などの容疑でユン議員を起訴している。告訴状には彼女が横領金額をどこに使用したのか、具体的な金額、用途などが記載されていた。
ユン議員は2015年3月、某カルビ店で26万ウォン(約2万4000円)を使用。
また、別のカルビ店でも18万4000ウォン(約1万7000円)を使っていたということだ。
同年7月には足のマッサージ店で9万ウォン(約8400円)を使用するなど、後援金のほとんどが飲食店や免税店で使われていた。
ユン議員は自身の公共料金にも後援金を捻出していたことが分かっている。
2016年4月に速度違反の罰金8万ウォン(約7400円)を、2018年には総合所得税を後援支援金で納付した。
ユン議員はこうした容疑について「この30年間、活動家として恥じることなく生きてきた」とすべての公訴事実を否認している。
【日時】2021年10月05日(火) 10:18
【提供】WoW!Korea