停電 千葉県内のガソリンスタンド 一部休業続く
2019年9月12日 14時57分
台風15号による停電などの影響で、千葉県内では一部のガソリンスタンドの休業が続いています。停電が解消すれば順次、営業を再開するとしています。
資源エネルギー庁によりますと、12日午前10時時点で、千葉県内のガソリンスタンドおよそ900か所のうち、およそ120か所が休業中だということです。
これは停電の影響で地下のタンクからガソリンをくみ上げることができないことが大きな要因で、君津市や鴨川市、富津市など、停電の復旧が遅れている地域で営業の再開が遅れています。
このため資源エネルギー庁はこれらの地域の近くにある、非常用電源を備えたガソリンスタンド=「住民拠点サービスステーション」の所在地をホームページで公表しました。
ただ実際の営業状況は確認してほしいと呼びかけています。
また石油元売り各社は停電が解消ししだい、ガソリンスタンドの設備に問題がないか確認して営業の再開を急ぐ方針で、営業中の店舗にガソリンの供給を増やすなど安定的な供給に力を入れるとしています。