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医官と看護官の配置計画づくりも急ぐ。全国各地の部隊と連絡を取り合い、接種会場に派遣する人材の選定を調整している。

自衛隊は各地にある病院で隊員や地域住民に医療サービスを提供している。一部で新型コロナ患者の治療にもあたる。感染が拡大し医療が逼迫した自治体から災害派遣要請を受ける場合もある。

医官と看護官は自衛隊全体でそれぞれ1000人程度が勤務する。ほかに准看護師資格の自衛官もいる。病院の運営や災害派遣に支障が出ないよう、ワクチン接種に振り向ける人員の規模を慎重に検討する。

都内の接種会場の名称は「自衛隊東京大規模接種センター」とすると決めた。大手町合同庁舎3号館（千代田区）に置く。大阪府立国際会議場（大阪市）内の会場は「自衛隊大阪大規模接種センター」とする。

キャリア、ワクチン接種センターの看護師派遣を落札　常時200人

ロイター / 2021年5月12日 11時15分
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　５月１２日、キャリアは、東京、大阪に設置される新型コロナウイルスワクチン接種センターへの看護師派遣の一般競争入札に参加し、落札したと発表した。都内で２月撮影（２０２１年　ロイター／Behrouz Mehri/Pool via REUTERS）

［東京　１２日　ロイター］ - キャリアは１２日、東京、大阪に設置される新型コロナウイルスワクチン接種センターへの看護師派遣の一般競争入札に参加し、落札したと発表した。

派遣する看護師は常時２００人。

防衛省は１１日、２４日に開設される東京、大阪の大規模接種センターに関して、看護師派遣や受付などの業務を民間３社に委託したことを明らかにしている。

このうち、看護師の派遣費用は約７億６４００万円。

このほか、東京の接種センターの運営業務は約１９億４９００万円で日本旅行に、大阪センターの業務は約９億６７００万円で東武トップツアーズに委託した。