>>304まあまあ店長も大変なんですよ。わかってやって。ようやく薬からも足を洗えそうなんだから。
マイナンバー制度スタートで最も戦々恐々としているのが風俗業界だ。
「昼間はOLとして働き、夜は会社に内緒でキャバクラで副業している女の子は、確定申告により役所から会社に通知がいき副業がバレてしまう。
それが怖くて今月いっぱいで店を辞める女の子も出始めている」(山梨人妻の社長)
収入が役所に丸裸にされるため、住民税や健康保険料が一気に増額される可能性もある。
「導入直後、税務署はキャバクラや風俗業界を狙い撃ちするだろうといわれている。
摘発すれば話題になるし、実際に不正の危険性が高い業種とマークされている。
店はおとなしく制度に従っておかないとやばい。マイナンバーの勉強をし、女の子には確定申告をやるように指導することを検討している。
下手に抜け道探しや小細工をすると一発でやられる。結果、副業キャバ嬢などは激減。残るのはホステス一本で稼ごうとする生粋の“プロ”ばかり」(前出の店長)
大学生のアルバイトキャバ嬢も困惑している。
「母子家庭など生活を助けるために働いている学生キャバ嬢は、税金を取られる上、それまで受けられた手当や補助などを打ち切られるかも。一度はバイトをやめ、様子を見ようというムードが広がっている」(キャバクラ関係者)
風俗業界ではこんな現象も起こっている。
「正規風俗店の女の子への非合法風俗勧誘が目立つ。“会社登記すらしてない裏風俗だからいくらでもごまかせる”とスカウト。会社にバレたり税務署に収入を把握されるのは困るという風俗嬢が、裏風俗や個人売春に走る動きが出ている」(風俗ライター・蛯名泰造氏)
非合法店にはトラブルがつきもの。
国が導入した制度が女性たちを追い詰めようとしている。