営業を禁止された新潟市の地区などで、性的なサービスを提供するマッサージ店を営業したとして、経営者と暴力団組員合わせて3人が風俗営業法違反などの疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、マッサージ店の経営者で新潟市中央区の遠藤公一郎容疑者(52)と、ともに山口組系暴力団組員で新潟市西区の平松大介容疑者(45)と新潟市北区の山本淳史容疑者(42)の3人です。
遠藤容疑者は、新潟市内と燕市内の地区で、「メンズエステ店」と称して風俗店を経営し、女性従業員に性的なサービスをさせたほか、燕市の店では18歳未満の女性を雇ったとして風俗営業法違反や児童福祉法違反などの疑いが持たれています。
また、暴力団組員2人は、女性従業員を店まで送迎するなど店の経営を手助けした疑いが持たれています。
遠藤容疑者は他にも県内で10店以上を経営し、30人ほどの女性従業員がいたとみられていて、警察が余罪を調べています。
警察はこれまでに暴力団事務所を捜索していて、売り上げの一部が暴力団に流れているとみて詳しく調べています。