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佐渡市教育委員会は、市が管理する博物館の入館料などおよそ515万円を横領したとして、41歳の男性職員を7日付けで懲戒免職処分にしたと発表した。
懲戒免職処分となったのは、佐渡市教育委員会の佐渡学センターに勤務していた山口忠明主任(41)だ。佐渡市と市教育委員会が7日午前、記者会見し明らかにした。
それによると、山口主任は、2009年10月からおよそ6年間にわたり、市が管理する博物館や展示館など3つの施設の入館料や物品の売上金、総額515万8520円を自分の預金口座に入金していた。このうち216万円は既に使われ、車の購入費や生活費に充てられていたという。
山口主任は、先月、同僚の女性に対するセクハラ行為があったとして停職1か月の処分を受け、その調査を進める中で横領の事実が発覚した。
佐渡市教育委員会は刑事告発を検討するとともに、再発防止へチェック態勢を強化することにしている。