>>151
①まず何と言っても大陸に近い事。近ければ近いほどその文化・風俗に触れる濃度が濃いはずである。
②最近の考古学上の発見は、特に北九州において目覚ましく、3世紀の北九州における繁栄を彷彿とさせるものが多い事。
(佐賀県神埼郡吉野ヶ里遺跡、福岡県甘木市平塚川添遺跡等)
③古事記・日本書紀を初めとする古代の記録・神話や天皇家の神事に、北部九州の事跡や風俗と似通ったものが多い事。
(神話に登場する回数では、出雲地方が筑紫に次ぐ)
④古代の人口研究によれば、九州における縄文から弥生に掛けての人口密度は有明海沿岸及び筑後川沿岸に集中している事。又江戸時代・明治時代においても、福岡市などより九州中部(嘉穂郡、朝倉郡、筑紫郡等)の方が人口が多い事。