その上で、高橋容疑者はKADOKAWAを含む出版2社を候補として挙げ、1社が辞退し、KADOKAWAがスポンサーに選定された。同社は組織委と契約した翌月以降、知人が経営するコンサル会社への支払いを始め、総額7000万円が支払われたという。
特捜部は知人のほか、KADOKAWAの角川歴彦(つぐひこ)会長ら、スポンサー選定に関わった電通担当者らから任意で事情聴取を実施。電通側は「高橋容疑者から、KADOKAWAがコンサル会社に金銭を支払う案を提示された」などと説明したという。
角川会長は7月末、読売新聞の取材に対し、「高橋氏とは組織委で一度面会し、あいさつしたことがあるだけ」とし、「高橋氏との金銭のやり取りはない」と話した。
特捜部は知人のほか、KADOKAWAの角川歴彦(つぐひこ)会長ら、スポンサー選定に関わった電通担当者らから任意で事情聴取を実施。電通側は「高橋容疑者から、KADOKAWAがコンサル会社に金銭を支払う案を提示された」などと説明したという。
角川会長は7月末、読売新聞の取材に対し、「高橋氏とは組織委で一度面会し、あいさつしたことがあるだけ」とし、「高橋氏との金銭のやり取りはない」と話した。